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別の技術も不正取得か OSG元社員を再逮捕

 切削工具製造の国内最大手「オーエスジー」(OSG、愛知県豊川市)の主力製品の設計図などが今年に入り不正に持ち出されていた事件で、愛知県警は8日、数年前にも別の技術情報を不正に取得していたとして、不正競争防止法違反(営業秘密の領得)の疑いで、元社員の無職花見和敏容疑者(62)=豊川市大堀町=を再逮捕した。

 捜査関係者によると花見容疑者はOSGの研究開発部門に在席していた2013年ごろ、同社が営業秘密として管理していた金属素材の研究データなどを不正に持ち出した疑いがある。金属素材のデータは同社のねじ山を加工する「タップ」など工具類に活用されている技術情報とみられる。

 これまでの調べに、花見容疑者は「知人の中国人の男にデータを渡した」との趣旨の供述をしている。知人はOSGの元社員で、中国に帰国後に競合他社に勤務。花見容疑者は中国の会社での厚遇など、見返りを期待してデータを提供したとみられる。

 情報漏えいは、花見容疑者と中国人の知人のメールのやりとりをOSGが把握し、社内調査で設計図などを大量にダウンロードしていたことが発覚。相談を受けた県警が先月19日、1〜2月に同社の主力製品「タップ」に関する営業秘密を持ち出した不正競争防止法違反(同)容疑で逮捕した。

(中日新聞)

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