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初公判で弁護側「承諾殺人」主張 美濃加茂の夫殺し

 岐阜県美濃加茂市で4月、介護していた夫=当時(77)=を包丁で刺し殺したとして、殺人罪に問われた同市加茂野町市橋、無職寺井秀子被告(74)の裁判員裁判の初公判が2日、岐阜地裁であった。寺井被告は「間違いありません」と刺し殺したことを認めたが、弁護側は殺人より刑が軽い「承諾殺人」が成立すると主張した。

 検察側は冒頭陳述で、筋無力症候群のため介護を受けていた夫の貞夫さんが家族に暴言を吐くとして、被告は「自宅を守るためにいなくなればいい」と考えていたと指摘。犯行当日は「貞夫さんにつえで小突かれて起こされたことから殺そうと決意した」と述べた。

 弁護側は、貞夫さんが過去に2回、自分で首を包丁で切ったことや、殺害時に抵抗しなかったことを挙げ、「被告に刺されることを承諾していたと推測できる」などと訴えた。

 起訴状によると、寺井被告は4月12日午後11時40分ごろ、自宅で夫の貞夫さんの左胸を1回刺し、失血死させたとされる。

(中日新聞)

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