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内縁女性への遺族年金認める 名高裁が1審判決支持

 内縁関係にあった男性の死亡後に遺族厚生年金の受給が認められなかったのは違法として、岐阜市の女性(59)が国に支給を求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁は2日、支給を認めた1審岐阜地裁判決を支持、国側の控訴を棄却した。

 訴訟では、男性の年金を受給する東京都在住の妻(90)も1審判決を不服として、国側の「補助参加人」で控訴。妻は男性と別居していたが、離婚はしていなかった。男性は2012年、93歳で亡くなった。

 判決理由で永野圧彦裁判長は「妻は男性と連絡を絶っており、事実上の離婚状態だった」と指摘。女性については、男性が亡くなるまで約12年にわたり同居していたことなどから「事実上、婚姻と同じ関係にあった」として、男性の実質的な配偶者と認めた。

 判決によると、男性は女性と24年間交際。00年までには妻と別居し、女性方で暮らした。女性は男性の介護にも携わった。

 女性の代理人は「実態で判断した妥当な判決」。妻の代理人は「判決内容を検討して対応を決める」と述べた。

(中日新聞)

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