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海津の放火・妹殺害、兄に懲役12年判決 岐阜地裁

 岐阜県海津市で昨年3月、自宅などに放火し、同居していた知的障害者の妹の久美子さん=当時(56)=を殺害したとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた無職野村裕被告(59)の裁判員裁判で、岐阜地裁は4日、懲役12年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。

 菅原暁裁判官は判決理由で、経済的に困窮して自殺を考えた野村被告が、(障害がある)妹は自分なしでは生きていけないなどと十分な根拠もなく思い込み、殺害したと指摘。野村被告が積極的に就職活動をしなかったことなどを挙げて「無理心中を回避する努力を、長期間にわたってほとんど放棄していたと言わざるを得ない」とした。

 久美子さんとの関わりについては「障害のある妹の面倒を長年見てきたことに同情する部分もある」とする一方、自宅で就寝していた時間帯を見計らって放火したことに対し、「被害者に与えた苦痛も極めて大きかった」と指摘した。

 判決によると、野村被告は昨年3月7日朝、海津市海津町成戸の自宅と離れに放火し、自宅2階にいた久美子さんを殺害した。

(中日新聞)

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