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放火し妹を殺害、起訴内容認める 岐阜地裁初公判

 岐阜県海津市の民家で昨年3月、母屋と離れの2棟が全焼し、母屋にいた無職野村久美子さん=当時(56)=の焼死体が見つかった事件で、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた、久美子さんの兄で、同居していた無職野村裕被告(59)の裁判員裁判の初公判が26日、岐阜地裁で開かれた。野村被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 検察側の冒頭陳述によると、野村被告は1998年2月から知的障害のある久美子さんと2人暮らしで、2009年ごろに野村被告が無職になり、貯金を切り崩して生活。食料や所持金がほぼ尽きたため自殺を考えたが、1人では生きていけない久美子さんを先に殺そうとしたと指摘。「動機が身勝手で、犯行に至る経緯に同情の余地がない」と主張した。

 弁護側は「障害のある妹との長期間の生活に困ったために、心中を図った。量刑に配慮いただきたい」と情状酌量を求めた。

 起訴状によると、野村被告は昨年3月7日朝、母屋と離れに放火し、母屋の2階にいた久美子さんを殺害したとされる。

(中日新聞)

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