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給食食べ切るよう指導、児童5人嘔吐 岐阜の50代教諭処分

 給食を食べ切るよう指導された児童5人が嘔吐(おうと)したのは行き過ぎた指導だったとして、岐阜市教委が市立小学校の50代教諭を厳重注意処分にしたことが分かった。処分は25日付。

 市教委によると、教諭は昨年度、低学年のクラスを担当。偏食などで給食が苦手という児童に付きっきりで、残さずに食べ切るよう指導した。1年間で4人が給食後などに吐き戻し、うち2人は三度にわたって嘔吐した。教諭が食器を持ち、児童の口に食事を運ぶこともあったという。

 教諭は本年度は担任をしておらず、補助で入ったクラスで7月、別の児童に給食を残さないよう指導。この児童も嘔吐した。保護者は学校に「体調が悪いので給食に配慮してほしい」と連絡していたが、教諭には伝わっておらず、校長が保護者に謝罪した。

 市教委が今月、匿名の情報を受け、詳しく確認するよう学校に指示。教諭は学校の聞き取りに「好き嫌いなく食べられるようにさせたかった。今後は気を付けたい」と話したという。

 市教委は取材に「良かれとの熱心な指導だったとしても、個々の成長に応じるべきだ。結果的には行き過ぎで不適切だった」と説明した。

(中日新聞)

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