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アダルト請求、不正表示疑い9人逮捕 愛知県警、被害10億円か

 他人のパソコンにアダルト動画サイトの料金請求ポップアップ画面を表示させる不正プログラムを仕組んだとして、愛知県警は、不正指令電磁的記録供用の疑いで、料金不正請求グループを一斉摘発し、東京都や大阪府などに住む37歳から60歳の男9人を逮捕したと12日、発表した。この組織による被害総額は10億円に及ぶとみられ、県警は詐欺容疑での立件も目指す。

 県警によると、このポップアップ画面の料金請求による被害者数はサイトが開設された2011年1月以降、全国で約1万5千人に及ぶとみられる。1回の請求額は10万〜20万ほどだった。主犯格から末端までの料金不正請求グループのメンバーを一斉に摘発するのは全国でも珍しいという。

 逮捕されたのは、インターネット関連会社「浪速書房」役員の村本貴胤(よしたね)(60)=東京都新宿区、河野博臣(44)=同区=の両容疑者ら。この2人が主犯格とみられる。ほかに逮捕されたのは、出版会社「金銀財宝社」役員の川端清継容疑者(53)=同区=ら7人。村本容疑者が電話や経理、レンタルサーバー運営、システム作成などを担当するメンバーを取りまとめていた。

 逮捕容疑では、9人は共謀し、インターネット上にアダルト動画サイトを開設。動画を再生しようとした人のパソコンに、料金請求のポップアップ画面を常時表示させるように仕組んだファイルをダウンロードさせるなどして、パソコンの持ち主の意図に反した不正な指令を与えるようにしたなどとされる。

 グループは、東京都内のビルの一室などを拠点に活動していた。

 県警によると、川端容疑者ら4人は容疑を認めているが、村本、河野両容疑者ら5人は否認している。

(中日新聞)

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