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月刊グラン

2018年12月号(11月12日発売)

 

■グラン・インタビュー:丸山祐市

■好評連載 革命ウオッチャー 「残留の光」近づけるためには

◆革命ウオッチャー 史上まれにみる激しい残留争いも本号発売時点で残り2試合になった。風間監督を長年取材し、その脳内を解き明かす竹中玲於奈氏が、グランパス10月の戦いから、残留争いを勝ち残るキーワードを見出す。

◆CLOSE UP GAME 2018明治安田生命J1リーグ 第18節(順延試合) 対北海道コンサドーレ札幌

◆EXCITING RUSH(公式戦詳報) J1リーグ第29、30節

◆THE DAYS 櫛引一紀編 第4回

◆「見据える先」ジョー活躍の裏側 大森征之スポーツダイレクターに聞く(後篇)

◆とじ込みミニカレンダー(新井一耀&金井貢史)

 
写真:黒川真衣

写真:黒川真衣

■グラン・インタビュー:丸山祐市

「決意」困難を乗り越えて…

この夏、グランパスが獲得した新戦力の中に、日本代表経験者「丸山祐市」の名前があった。前半戦、失点に苦しんでいたディフェンスラインを引き締め、冷静な戦術眼と激しい闘志で夏の連勝街道へと導いた「17番」。サポーターが新たに作ったチャント(応援歌)には、感謝と思いを込めて「名古屋を守る盾となれ」の歌詞がつけられた。

わずかな時間でファンの心をつかんだ「名古屋の盾」が語る決意。そこには彼の濃密な生きざまが詰まっている。

挫折続きの中学、高校時代

大学での「完全燃焼」を誓う

 残留争いの直接対決となった柏戦。1点リードで迎えた71分にそのプレーが生まれた。ゴール前でボールを回されフリーで待っていたのは高いシュート力を誇るFWクリスティアーノ。シュート体勢に入った瞬間、丸山が全速力で飛び込んだ。すると懸命に伸ばした右足にそのシュートが当たりグランパスは絶体絶命のピンチを逃れる。丸山は大きなガッツポーズとともに雄叫びをあげた。まさにチームを救うプレーだった。

ピッチ上で闘志あふれるプレーを見せる丸山。しかしピッチを離れれば一転してもの静かで落ち着いた印象を与える。この夏初めて生まれ育った関東を離れ名古屋に大きな決意とともに移籍してきた男は、幾多の困難を乗り越えこの地にやって来た。

「この前の休みは伊勢神宮に行きました。ずっと関東に住んでいたので西の方はなかなか訪れる機会がなくて、名古屋に移籍していろんなところに行くことができて、それもいいなと思っています。生まれて29年たちますけど関東を離れたのは初めてだったので、不安もありましたけど、今は楽しんでいるというか充実した生活を送っています」

 東京の特に不自由のない家庭で育ったという丸山だが、サッカーを始めたきっかけはよく覚えていないそうだ。気が付けばボールを蹴り、幼稚園の入園式でもボールを蹴って遊んでいたというほど夢中になった。FC東京のサッカースクールに通いだしたのは小学5年生の時。中学になるとそのままFC東京のU-15に上がることができた。そこで大竹洋平や椋原健太(二人とも現・岡山)や岡田翔平(現・草津)、廣永遼太郎(現・広島)、田中奏一(現・鹿児島)ら現在もプロとして活躍する同期たちとしのぎを削り、目標をプロに置いてプレーしていた。しかしU-18に昇格することができず最初の挫折を味わう。

「プロになるのが小学生の頃からの夢でしたが、中学生の時は背も低くて、他のうまい選手の中に埋もれていました。ジュニアユースからユースへは半分も上がれなくて、僕はボーダーかその下あたり。監督にユースに上がりたいという気持ちは伝えましたけど結局は上がれず、高校は国学院久我山にスポーツ推薦で入りました。悔しいという思いもありましたけど、うすうす気づいてはいたので、まあしょうがないなと。高校でしっかりやって見返そうと思っていました」

(一部抜粋・続きは本誌12月号で)

 
PKで得点ランキングトップの21得点目を決めたジョーは、札幌DFの執拗なマークにあった。風間監督も「相手が手を使って押していた。こういうプレーをしっかり見てほしい」と審判のジャッジについてコメントした。北海道コンサドーレ札幌戦)
写真:木村友仁

PKで得点ランキングトップの21得点目を決めたジョーは、札幌DFの執拗なマークにあった。風間監督も「相手が手を使って押していた。こういうプレーをしっかり見てほしい」と審判のジャッジについてコメントした。北海道コンサドーレ札幌戦)

写真:木村友仁

■EXCITING RUSH(公式戦詳報)

・18節(順延試合)対北海道コンサドーレ札幌、29節対FC東京、30節対柏レイソル

わずかな勝点の中にひしめき、過去に例のないJ1残留争いが繰り広げられている終盤戦。グランパスは10月の3試合を1勝2敗で終え、10勝4分け15敗の勝点34。1試合未消化の暫定14位で11月の戦いを迎えた。

 
写真:黒川真衣

写真:黒川真衣

■dela池永百合の蹴球七日:中谷進之介

一人でも守れるセンターバックに

選手のオフ・ザ・ピッチに迫る好評連載。今月は、6月に完全移籍で名古屋に加入してから、守備の要として大車輪の活躍を続ける中谷進之介選手。リーグ最終盤を迎え、負けられない戦いが続く時期にもかかわらず、自然体でインタビューにのぞんでくれました。

柏のおすすめスポットは?

百合 サッカーをはじめたきっかけから教えてください。

中谷 兄の影響で小学校1年からサッカーをはじめました。4年のときに友だち4人でレイソルのセレクションを受けて、僕ひとりが受かりました。6年までは前のポジションでしたね。

百合 千葉県佐倉市のご自宅から片道1時間30分をかけて柏市の練習場に通っていたとのこと。電車の中では何をしていたんですか。

中谷 母が本を読め、という人だったので、読書をして過ごしていましたね。今でも小説をよく読みます。「本屋大賞」をとった作品とか、ベストセラーになっている本を書店で手に取ったり。

百合 例えば『君の膵臓をたべたい』とか。

中谷 読みました。感動する。そういう意味ねっ、ていう。映画版は観ていません。小説を読んでおもしろかった作品は、映画では観ないようにしているんです。

百合 レイソルの寮に入ったのは高校2年のとき。

中谷 トップの練習にも参加しだしたし、プロを目指すにあたって必要な環境だと考えて寮に入りました。朝ゆっくり寝ていられるのはうれしかったですね。自分の代のほかの二人がおとなしかったので、寮では、後輩と一緒にわいわいやっていることが多かったです。

百合 高3時には、U-18のキャプテンに。

中谷 中3のときもキャプテンやっていたし、なるだろうなとは思っていました。どちらかといえば前に出るタイプだし、引っ張っていけるタイプだと思っているんで。そこは他の人よりも秀でている部分だと思っています。レイソルは本当にお世話になったクラブです。アカデミーのスタッフのみなさんとも、ずっと一緒にやってきて、サッカー以外の人間性の部分でも多くを教えられました。

(一部抜粋・続きは本誌12月号で)

 
名門・室蘭大谷のキャプテンとしてチームを引っ張った櫛引一紀。仲間に見せる最高の笑顔もチームの雰囲気づくりにつながった(写真:家族提供)

名門・室蘭大谷のキャプテンとしてチームを引っ張った櫛引一紀。仲間に見せる最高の笑顔もチームの雰囲気づくりにつながった(写真:家族提供)

〈その他の内容〉

・THE DAYS 櫛引一紀編 第4回

 高校サッカーの名門・室蘭大谷高校(現・北海道大谷室蘭高校)に入学した櫛引一紀は、仲間たちと「全国」を目指した。最終学年でその夢は実現する。

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