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中日新聞の本

月刊グラン

2018年10月号(9月12日発売)

 

■グラン・インタビュー:ガブリエル・シャビエル

■蹴球七日 前田直輝

◆CLOSE UP GAME

VS 鹿島アントラーズ

豊スタ最多43,579人 「攻守一体」劇的な勝利

◆EXCITING RUSH(公式戦詳報)

「逆襲の8月」攻め続けたGRAMPUS

ホーム瑞穂、豊スタで「最高の夏」

◆MONTHLY WATCH

所属全選手の最新動向を紹介

◆とじ込みミニカレンダー エドゥアルド・ネット & 小林裕紀

 
撮影:黒川真衣

撮影:黒川真衣

■グラン・インタビュー:ガブリエル・シャビエル

シャビエルのいる幸せ

去年の夏もグランパスは輝いていた。

J2というステージながら強力な攻撃陣が相手を粉砕。

その中心には7月に加入し、まさに救世主となった「GX44」ガブリエル・シャビエルがいた。

「GX10」となった今季、前半戦の苦闘を経て、名古屋の夏で再び輝きを放った。

絶対のストライカーをゴールに導き、獅子奮迅の活躍でチームの勝利をサポートする。

今こそ、シャビエルがいる幸せをかみしめてみたい。

インタビュー・斎藤孝一

通訳・佐々木トニー

「後半戦になったら変わる」

選手に自信がよみがえった

 8月の5試合で21ゴールを叩き込んだ昨季。その中心にいたのはまちがいなくガブリエル・シャビエルだった。7月、ブラジルから猛暑の名古屋からやってきたゲームメーカーは、その後7ゴール14アシストと圧倒的な数字を叩き出し、チームのJ1昇格に多大な貢献をした。そしてJ1にステージを上げた今季も、8月のリーグ戦6戦6勝とチームは絶好調。そしてもちろんその輪の中心には「ピッチに魔法をかける左足」ガブリエル・シャビエルが大きな存在感を示している。その好調な要因を語ってもらうためには、苦しかった前半戦から振り返る必要がある。J1とJ2、そして前半戦と8月、プレーヤーの肌感覚として何が一番違っていたのだろうか。

 「われわれはJ2をギリギリの3位で昇格したチームでした。そうした意味で、もちろん最初から厳しい戦いになるなと思っていました。開幕から連勝できて、すごく良いスタートが切れたと思いましたが、残念ながらそれを継続させることができず連敗が続いてしまいました。何が一番の原因だったかと言うと、J1とJ2のレベルの差があったことはもちろんですが、負け始めて自信をなくしてしまったことなんじゃないかなと思います。J2はスピードで勝負するチームが多くて、体力さえあればその難しさを乗り越えられる時がありました。ですがJ1はそれにプラスしてテクニックがある。クオリティーの高い選手が集まっているので、勝てないうちにチームとして自信をなくしてしまったのかなと思います」

 開幕戦はシャビエル、ホーシャ、ジョーとブラジル人トリオの3ゴールで逆転勝ち。第2節もシャビエルのゴールを守り切って1−0で勝利した。シャビエルの存在とブラジルリーグ現役の得点王・ジョーの補強で、グランパスを優勝候補に推す解説者もいたほどだった。しかしJ1は、それこそ生半可なリーグではなかった。3節の湘南戦をスコアレスドローとすると、4節には昨季の王者で、Jリーグの中で最も攻撃的に完成されたチームと評される川崎フロンターレと対戦する。風間サッカーの系譜を受け継ぐ川崎とは「兄弟対決」とも言われた。同じスタイルで真っ向勝負したが0−1と惜敗。そのサッカーには点差以上の開きがあった。そこから徐々に歯車が狂いだす。鳥栖に大逆転で敗れると連敗は8を数え、ロシアワールドカップによる中断期間まで白星を上げることができなかった。

 その中断期間でチームは猛烈な立て直しを図る。毎日のように続く二部練習。止める・蹴る・外す・運ぶという名古屋のサッカーを根本から見つめなおした。さらに選手それぞれの走行スピードを計測するなど、科学的な分析を施しフィジカルを強化。チーム内でもトップクラスの数値を出していたシャビエルは、こうした取り組みの中でチームの変化を感じ取っていた。

(一部抜粋、詳細は18年10月号で)

 
撮影:木村友仁

撮影:木村友仁

■EXCITING RUSH(公式戦詳報)

「逆襲の8月」6連勝

サポーターの熱気が後押し

8月6戦全勝!

2018明治安田生命J1リーグは全国的に厳しい暑さが続く8月、19節から24節が行われた。J1残留をかけて後半戦に臨んだグランパスは、ジョー選手の10得点や新加入選手、若手選手を中心とした活躍など、すべての要素がかみ合い、6試合すべて勝利を収めた。劇的な逆転、圧勝…一つひとつの勝利がサポーターの心を揺さぶり、豊田スタジアム、パロマ瑞穂スタジアムでそれぞれチケット完売試合が出るなど、スタジアムが一体となった熱い8月となった。

 
写真:黒川真衣

写真:黒川真衣

■dela池永百合の蹴球七日:前田直輝

「絶対勝つ」というプライド

今月の蹴球七日は、7月の移籍加入以来いきなりのゴールとアシストの量産で、降格圏脱出の救世主となった前田直輝選手が登場。連戦で引っ越しの荷解きもままならないという前田選手を、さっそく百合さんが直撃しました。

かすんでしまったプロデビュー戦

百合 はじめに、サッカーをはじめたきっかけから教えてください。

前田 6歳上の兄がサッカーをやっていたので、物心ついたときから、自然に幼稚園のクラブでボールを蹴りはじめました。小学校では地元の少年団に入って、小4のときヴェルディのアカデミーのセレクションを受けました。

百合 ヴェルディを選んだ理由は?

前田 当時は浦和や大宮、FC東京には育成年代の受け皿がありませんでした。最初にセレクションに受かったのがヴェルディでした。兄も一時通っていたし、父親の世代では、関東ではやっぱりヴェルディかマリノスかって感じなので、それもあったと思います。

百合 その後の進路で、高校サッカーとクラブユースの選択は、迷いませんでしたか

前田 プロへの一番の近道だと思っていたので、ユースに上がるときは全く迷いませんでしたね。小学生の時に、高円宮杯で小林祐裕紀くんの世代のチームを応援にいきました。むちゃくちゃ格好よかったし、憧れていました。ただね、埼玉の西武台高校に通ったのですが、サッカー部がまあまあ強かったんです。俺が高1のときの高3のチームが、インターハイで県大会ベスト4、選手権はベスト8に進出して、校内ではサッカー部フィーバーがすごかった。試合をすればヴェルディユースが勝つんだけど、学校の中での扱いというのは、また別なのが悔しくて。マジで移ることを考えました。まあ、その頃はモテたいというのもあるしね(笑い)。家族で話し合って、結局やめましたけど。

(一部抜粋、詳細は18年10月号で)

 
富岸小学校に入学した一紀(家族提供)

富岸小学校に入学した一紀(家族提供)

〈その他の内容〉

・THE DAYS 櫛引一紀編(第2回:中学に進学した櫛引一紀は、サッカー部に加入した。そこには中学生年代では北海道屈指の指導者が待っていた。櫛引の才能は大きく開花していく)

・革命ウオッチャー(第6回:風間サッカーへの“思い込み”を解く)

・賀川浩「続・このくにとサッカー」 

・大住良之「夢の劇場物語〜スタジアムをめぐる話〜」

・オーシャンズニュース 三冠へリスタート AFC選手権8強敗退

・25年目のGrun 誌面を飾った戦士たち(第6回:マルケス)

 
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