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月刊グラン

2018年11月号(10月12日発売)

 

■グラン・インタビュー:玉田圭司

■夏の補強の真相 大森スポーツダイレクターに聞く

◆CLOSE UP GAME

 VS 川崎フロンターレ

 知らされた「高み」 ネット封じられ王者に苦杯

◆EXCITING RUSH(公式戦詳報)

 ゴールラッシュ、磐田を圧倒! ほか

◆「躍進の夏」5選手補強の真相

 大森征之スポーツダイレクターに聞く(前篇)

◆MONTHLY WATCH

 所属全選手の最新動向を紹介

◆とじ込みミニカレンダー 和泉竜司&前田直輝

 
撮影:黒川真衣

撮影:黒川真衣

■グラン・インタビュー:玉田圭司

「まだ、満足してないよ」

 後半戦から始まったグランパスの反転攻勢。エースのジョーや新加入選手が話題をさらう中で、玄人もうなる渋い活躍を見せているのが名古屋の誇るファンタジスタ・玉田圭司である。2010年リーグ初制覇の時には主役級の働きを見せた玉田も今年で38歳。今ではわき役ともいえる働きもこなしチームを支えている。自身の役割の変化、苦しかった前半戦とうまく歯車が回りだした後半戦のチームの変化をどう感じているのか、今の心境、そして今後を語り尽くした。

インタビュー・構成 斎藤孝一

苦しんだチーム、自らは負傷 前半戦「いまは勉強の時間」

 今シーズン、玉田圭司自身としては4年ぶりとなったJ1での闘い。序盤に負ったケガの影響もあり先発出場はロシアW杯による中断期間前最後の柏レイソル戦1試合のみと苦しい時間が続いた。その間、チームも第3節から勝ち星が得られず低空飛行が続く。プロ生活20年目、過去にも厳しいシーズンを送ったことがある経験豊富なベテランでも、これほどまでに勝てない時期はなかった。前半戦はどんな気持ちでチームを見ていたのだろうか。

「結果がついてこなかったことが第一だよね。連敗しているときも内容自体は悪くない試合がたくさんあった。でも細かいところで点を取られたり、逆に点を取れなかったりすることがすごく多かったから、そういう細かいことが結果を左右するんだなということがよく分かった。もちろん、いつでも試合に出る準備はできていたし、中に入ったらこうしようとか考えながら過ごしていたけど、あのときは本当に“いまは勉強の時間”という考え方をしていたかな」

 試合に出られない時間も自分にとって必要な時間だったと振り返る玉田。第15節、プロとしてデビューした古巣・柏戦では今シーズン初めて先発フル出場を果たす。結果は2-3とチームは敗れたものの、玉田は華麗な足技でジョーの同点ゴールを演出。逆転された後も必死に食い下がり、今季チーム日本人初ゴールとなるシュートを利き足ではない右足で押し込んだ。ここで結果を出したことで再び信頼を勝ち取り、その後に繋がっていく。

「レイソルは古巣だけど、あのゴールにそうした古巣への感慨は全くなかったですね。それにあの試合まで日本人の得点者がいなかったことが恥ずかしかったけど、俺が第一号になりたい、なるんだという気持ちはまったくなく、頭の中では『チームとして得点を取って勝ちたい』という気持ちばかりが強くあって、そんなに余裕はなかった。とにかく試合に全く勝てていなくて、勝つためにはどこかできっかけが必要になってくるから、自分が出た試合でそのきっかけを作りたいと思っていました」(一部抜粋、詳細は18年11月号で)

 
撮影:木村友人

撮影:木村友人

■EXCITING RUSH(公式戦詳報)

・第27節対川崎フロンターレ、第26節対V・ファーレン長崎、第25節対ジュビロ磐田

 8月6戦全勝を受けて迎えた9月のグランパス。1日のアウェー磐田戦ではジョーの2得点などで6-1で大勝したが、この試合で攻撃の要、ガブリエル・シャビエルが負傷。続く2試合は連敗を喫した。30日のセレッソ大阪戦は台風24号接近のため中止順延に。26試合を消化し、9勝4分け13敗と勝点31で15位。下位10チームが勝点10の中に収まって生き残りをかける、史上まれにみるJ1残留争いを勝ち残っていきたい。

 
撮影:黒川真衣

撮影:黒川真衣

■dela池永百合の蹴球七日:金井貢史

ポジショニング、観てほしい

中日スポーツ公認グランパス応援マネジャーの池永百合さんが、選手のオフ・ザ・ピッチを紹介する好評連載。

今回のお相手は、驚きのシュート決定率を誇る攻撃的DF・金井貢史選手。3人のパパとしての素顔ものぞいたインタビューになりました。

(インタビュー収録:9月12日)

前田選手に「反論」を展開?

百合 はじめに定番の質問です。サッカーを始めたきっかけを教えてください。

金井 3歳上の兄が通っていた幼稚園のサッカークラブに、年少のときに付いていったのがきっかけですね。

百合 本誌でも連載中の竹中玲央奈さんによると、所属していたあざみ野FCではストライカーとして、その名を轟かせていたそうですね。

金井 FWとか前目のMFがポジションでした。目立ちたかったし、ゴールを決めるのがすべてでしたね。DFはマリノスユースで高2のときに、右のサイドバックがいなくて監督から声が掛かったので、試合に出るために軽いノリではじめました。まさか、ハマりましたね。

百合 ジュニアユースから横浜F・マリノスを中心にキャリアを積み重ねてきました。

金井 特徴のない自分が、プロで11年やっていけているのもマリノスのおかげだと、本当に感謝しています。佑二(中澤)さんからポジショニングのことでよく言われて染み付いている部分が、うまく試合に出ていると思います。

百合 そのマリノスから、グランパスへの移籍を決断したのは。

金井 まずは年齢ですね。父親がサッカー選手だということを子どもたちに胸を張って見せるためには、試合に出ないといけない。熱烈なオファーにも心を奪われました。断ったら男じゃない。周囲から「最下位だけど大丈夫なの?」と言われたとき、すっと「俺が行って勝てばいいだけの話だから」と言い返すことができた。「だろ」って言えるように、残留を決めたいですね。(一部抜粋、詳細は18年11月号で)

 
4月15日にサンパウロのアレーナ・コリンチャンスで行われたブラジル全国選手権開幕戦、コリンチャンスvsフルミネンセ
CBF/Divulgacao

4月15日にサンパウロのアレーナ・コリンチャンスで行われたブラジル全国選手権開幕戦、コリンチャンスvsフルミネンセ

CBF/Divulgacao

〈その他の内容〉

・THE DAYS 櫛引一紀編 第3回:中学を卒業した櫛引は、北海道の名門・室蘭大谷高校(現・北海道大谷室蘭高校)に進学した。指導者、仲間たちと熱い日々がはじまった。

・革命ウオッチャー(第7回:へし折られた鼻)

・賀川浩「続・このくにとサッカー」

・オーシャンズニュース 盤石の強さ 「AFC後」6連勝

・25年目のGrun 誌面を飾った戦士たち(特別篇:現地在住ジャーナリストが解説するブラジルのサッカー事情)

 

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