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ふくい経済 シゴト咲く

地域の企業を応援 北出経営労務事務所・シナジー経営

 北出 慎吾(きたで・しんご)社長 39歳

「地域で一番を目指し、これからも努力していきたい」と話す北出慎吾社長=福井市経田2丁目の北出経営労務事務所で

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会社の成長には社員

 「会社を支えているのは社員。だから、その社員の成長こそが企業の成長につながる」。抱いている信念はシンプルでありながらも徹底している。「私たちにできることは会社が成長していくための支援。お客さまから『北出さんのところにお願いして良かった』と言われることが喜び」と笑顔を見せる。

 愛知大時代には経済学部に在籍。卒業時には「経営の勉強をしたい」という明確なビジョンがあった。「家が裕福ではなかったことから、将来は社長になりたいと、漠然とだが思っていた」。そして、就職先として選んだのが金沢市の会計コンサルティング会社だった。

 入社して三年後、二十五歳の時に他企業の新人社員研修を任された。「最初の研修に臨み、自分は社会人の先輩として、大切なことをどのように伝えるか考えた」。自身の経験も交えながら、人の目を見て話すなど、基本的だが心得ていなければならないことを丁寧に伝えた。

 会計コンサルタント会社時代に社会保険労務士の資格を取得。社員研修の講師としての経験も継続して積んでいていたことから、地元福井市で独立することを決めた。二〇〇八年に北出経営労務事務所を設立。だが「社員研修なども当時から担っていたが、経営労務事務所というと、やはり堅いイメージがあった。そのため、人材育成などをする会社を別に立ち上げようと考えた」。その会社がシナジー経営だった。

 「県内にいる社会保険労務士の中で差別化を図っていくためにはどうしたらいいのか」と考えた時、「社会保険労務士としての仕事に加え、企業の社員が心地よく働くためにはどうすれば良いかを、その企業とともに考え、社員の成長を支援できたらいいのではないか」という信念があったからだ。

 現在は新入社員だけでなく、幹部社員の研修、経営者を対象としたセミナーなども引き受けている。「もちろん年齢的には年上の方に対して研修をすることも多い。ただ、経営者としての視点から感じることを伝えることはできる」。経営者と社員の考え方の違いなどを適切に伝えることで、その会社の向かうべき方向性などを感じてもらうことができるという。

 目指すのは「福井市で一番の社会保険労務士事務所」だ。「お客さまは三十分以内で移動できる距離の企業を対象としている。なぜなら、すぐに来てほしいと言われた時に対応できる距離だから」。その方針もぶれることはない。地域に密着し、地域の企業を応援し続けるその姿勢もまた、ぶれない。 (笠松俊秀)

 北出 慎吾社長

 大学卒業後、金沢市の会計コンサルティング会社に就職。九年間にわたり、企業の新人社員研修などに携わったほか、社会保険労務士の資格を取得し、2008年に地元福井市で独立。金沢での経験を生かし、社会保険労務士としての仕事のほか、地元に密着した人材育成コンサルタントとして活躍している。1976(昭和51)年8月22日生まれ。

 人材育成コンサルティング業など

 北出経営労務事務所・シナジー経営(福井市)

 2008年1月に労働・社会保険手続き代行などを業務とする北出経営労務事務所を設立。その後、人事制度コンサルティングや幹部・新人社員研修などを行うシナジー経営を2013年1月に立ち上げた。社員数7人。

 

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