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福井写真ニュース

ナシ守る光のバリアー 収穫期照らす防蛾灯

坂井北部丘陵地

収穫シーズンを迎えたナシを黄色い明かりで守る防蛾灯=あわら市の山元観光梨園で(山田陽撮影)

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 あわら、坂井両市にまたがる坂井北部丘陵地に点在するナシ園で、ガを追い払う「防蛾灯(ぼうがとう)」が点灯している。黄色い光は、遠目には大きなホタルのよう。この幻想的な光のバリアーが、収穫期を迎えた特産のナシを守るのに欠かせない。

 ガは夜になるとナシの汁を吸いに寄ってきて傷を付ける。あわら市番堂野の山元観光梨園でも四十アールに三十本ほど設置。ナシ棚のあちこちから長さ一メートルの防蛾灯が下がっている。実が大きくなり出す七月から繁忙期の十月まで、夜のナシ園を照らす。

 「ガは黄色の光がきらいらしいから」と、園主の山元章夫さん(73)。若い頃は、夜のナシ園を懐中電灯で照らし、ガを手で捕まえて歩いたこともある。高齢化や作業の効率化でここ三十年で普及した。今の旬は豊水。「小ぶりだが、糖度は十分」と太鼓判を押した。 (北原愛)

 

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