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「発祥の地」ですくすく 福井の県農業試験場で開発 コシヒカリ 

バケツを使ってコシヒカリを育てる松本公民館職員ら=福井市松本公民館で

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福井・松本公民館

職員 助言受け栽培、収穫へ

 かつて県農業試験場があり、コシヒカリ発祥の地とされる福井市松本公民館(文京一丁目)で、バケツを使ってコシヒカリを栽培している。農業経験のない職員らは栽培に四苦八苦しながらも順調に育ち、収穫の時を迎えている。

 同公民館の場所には、一九六六(昭和四十一)年まで県農事試験場があり、そこでコシヒカリの開発が始まったとされる。地区の自治会連合会長の「コシヒカリ発祥の地なのだから、栽培してみてはどうか」という呼び掛けに、吉川美栄子主事(62)を中心とした公民館職員五人が応じた。六月、同館にあったバケツ六個に休耕田の土を入れ、地区の人からもらった苗十二束を植えた。

 土から五センチほど水を張ること、日当たりの良い場所に置くことなどの助言を地区の人らからもらいながら、職員が交代で栽培、六十センチほどの背丈に成長した。

 「いつ収穫すればいいのか分からない」(吉川さん)と最後まで手探りで栽培を続けているが、一束あたり七十グラムほど、計八百四十グラムほどを収穫できる見込み。

 下條英子館長(60)によると、収穫したコメはポン菓子などにして住民らに提供する。十四日には、公民館でコシヒカリを使ったレシピコンテストも開催する。

 来年は規模を拡大し、公民館の屋上でも栽培することを計画している。吉川さんは「栽培量を増やして、たくさんの人に振る舞うことができたら」と夢を膨らませている。 (小川祥)

 

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