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テロ対策 関係機関連携 越前市 警察や市、消防が訓練

毒物使用を想定したテロ対策訓練で、化学防護服を着て救助やベンチ上の不審なリュックサックの処理に当たる消防署員ら=越前市武生中央公園総合体育館で

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 福井国体でのテロ行為に備え越前署など関係機関が十二日、越前市武生中央公園総合体育館で対応訓練をした。

 天皇、皇后両陛下が同体育館でフェンシング競技を観覧されることなどから、同署が企画。市や市スポーツ協会、南越消防組合の各関係者との連携を確認するのが狙い。

 この日は、不審者が体育館内に毒物が入ったリュックサックを持ち込み、その後、屋外でナイフを手に暴れたとの想定で実施し、計四十六人が参加した。市職員が不審な男がリュックサックを持たずに外に出たことに気付いて警察に通報。署員と一緒にリュックサックを捜索し、リュックサックを見つけた市職員が倒れると、毒物を使ったテロの可能性があるとして来場者を避難誘導するなどした。

 南越消防組合中消防署救助隊員は、化学防護服を着て、倒れた職員を救助するとともに、リュックサックをポリ袋に入れたり、除染作業に当たったりした。また、不審者役がナイフを持って暴れ出すと署員が連携して取り押さえた。

 訓練中には署員が「不審者はあいさつをされると嫌がる」「テロの効果を見に現場に戻ってきたり、被害が小さいとナイフを手に無差別殺傷に及ぶ可能性もある」など、要所ごとに当日の会場スタッフになる市職員らにアドバイスする場面もあった。

 向当和行署長は「被害を最小限に抑えるには連携が不可欠。訓練で確認ができ有意義だった」と講評した。 (山内道朗)

 

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