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地域活性や人材育成へ 小浜市と新潟の出版社協定

協定書を交わした岩佐十良社長(右)と松崎晃治市長=小浜市役所で

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 食文化を生かした町づくりを進めている小浜市は、雑誌編集から宿泊施設経営などに進出している出版社「自遊人」(新潟県南魚沼市)と連携協定を結んだ。農林水産物などのブランド化、地域活性化、地域特色のある料理メニューや料理人の育成で協力していく。

 雑誌編集をしていた自遊人は二〇〇四年、拠点を東京から南魚沼に移転。オーガニック食品の開発にも進出したが、福島第一原発事故の風評被害で売り上げが減少、一時は転出を検討した。一二年、同所の大沢山温泉の旅館の経営引き継ぎの打診を受けたことから残留し一四年、宿泊施設「里山十帖(じょう)」を開業した。経費削減のためデザイナーの岩佐十良(とおる)社長(51)自らが改築設計を手掛けた。

 「米一粒がメディア」という、地域産品発信の場としての宿泊施設運営が注目を集め、宿泊施設としては初めて一四年度の日本デザイン振興会主催の「グッドデザイン賞」ベスト100に選出された。客室の稼働率は九割を超えている。

 小浜市役所で二十四日行われた締結式では、松崎晃治市長と岩佐社長が協定書を交わした。岩佐社長は「編集者時代から海産物の加工文化に興味を持っていた。私たちのノウハウをお役に立てたい」と話した。同社は和歌山県有田川町とも連携協定を結んでいる。 (山谷柾裕)

 

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