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中核市同意案 提案を検討 知事 福井市長から再建説明

 今年の大雪などで財政難に陥っている福井市の東村新一市長は二十七日、県庁を訪れ、西川一誠知事に本年度から六年間の財政再建計画を説明した。西川知事は「県議会と相談した上で対応する」と述べ、六月議会で提出を見送っていた中核市移行への同意案を二十八日開会の県議会で提案するかを前向きに検討する考えを示した。

 中核市の移行を総務相に申し出るには、県議会の議決を経た県の同意が必要。県は「財政再建が先」として、六月の県議会への同意案提出を見送っていた。

 この日、計画を説明した東村市長は、財政再建計画を「市議会では六月議会で議論し、理解してもらっていると思う」と強調。「政令市も中核市もない県は七県しかなく、そのうち六県が移行に前向き。福井も頑張らないといけないので、ご指導をお願いしたい」と県の九月議会への同意案の提出を改めて求めた。

 西川知事は、計画による効果額や、職員数と給与体系の改革案などを細かく質問。「市民に理解してもらうことが大切。市民の目で、進行管理やチェックをするのが重要」と注文した。

 その上で「中核市になるためには、計画に書いてあるようなことを、しっかり進めて実効性を上げることがまずしばらくやるべき重要な仕事では」と指摘。「中核市になったからどうでも良いという話ではない」とくぎを刺した。

 一方で、北陸新幹線県内延伸に向けたJR福井駅周辺の再開発などを挙げ「百年に一度のチャンスの時期。積極的にやるところは、われわれも支援したいと思っているが、それに応じられる体質を強化していくことが大切」と念押し。東村市長は「新幹線や並行在来線、関連して再開発は一生懸命取り組まねばならない問題」と応じた。 (片岡典子、鈴木啓太)

 

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