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加古さんの警鐘 映像でかみしめ

加古里子さんの写真スライド(左)とともに道具の進化と環境について考えるパネルを見る来場者ら=越前市のかこさとしふるさと絵本館「●は石石=らく」で

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越前市 絵本館が追悼展

 5月に92歳で亡くなった越前市出身の絵本作家加古里子(かこ・さとし)さんの追悼特別企画展が、加古さんが名誉館長を務めた同市高瀬1丁目のかこさとしふるさと絵本館「●は石石(らく)」で開かれている。現代社会への警鐘を込めたびょうぶ形グラフィックパネルや生前の映像などに、ファンらが思いをはせている。9月2日まで。

 メイン展示のグラフィックパネルは、2010年の日本科学未来博物館(東京都)の企画展で使用された。全部で4組あり、幅1メートル、高さ2メートルのパネルをびょうぶ形に6枚つづりにして1組を構成。今回は、人類の進化とネット社会や言語の違いがある中でコミュニケーションを取る大切さなどを紹介する「社会の中のきみへ」と、道具の発達と環境問題を取り上げた「地球の中のきみへ」の2組を展示している。

 パネルの中には、小窓を開けるとポーズを取ってメーセージを伝える加古さんのスライド写真や、代表的キャラクター「だるまちゃん」の絵などがあり、来場した親子らが楽しみながら、学んでいた。

 このほか、加古さんが市に贈った絵の原画2点、加古さんが日本科学未来館で行った講演会の映像などを紹介している。土、日曜日限定で午前11時と午後2時からは、加古さんの作品や幼少期を過ごした越前市を紹介するスライドショーも上演する。谷出千代子館長は「パネルは、加古さんが科学的に未来を予見していたことが分かる内容になっている」と話し、来場を呼び掛けた。 (山内道朗)

 

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