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シリョクを尽くし挑戦 鯖江めがねフェス「めが盛り」大会

眼鏡を掛ける世界記録に挑戦した小川祥記者(左)=鯖江市文化センターで

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 記者体験ルポ 世界記録遠く初戦で涙

 一分間に眼鏡を何個掛けられるか−。鯖江市の「めがねミュージアム」周辺で九、十の両日に開かれた「めがねフェス」の中で、そんな大会があった。日常生活の中ではおよそ必要がないであろう技を競いに、眼鏡歴十五年の記者(27)も参戦した。

 大会名は「めが盛り」。自らの頭上にひたすら眼鏡を「盛る」イメージだろうか。今年で五回目の大会で、以前から「こんなにくだらなく、面白い大会があるのか」と気になっていた。「世界記録」は三十一個という。うまく掛けていけば、それぐらい余裕じゃないのか。

 トーナメント方式で十六人が参加していた。ステージに上がると、司会者から「記者さんが挑戦します」と紹介される。まばらな拍手。席の前には四十個ほどの眼鏡が入ったかごが用意してあった。ルール通り、自分の掛けている眼鏡を外し、開始の合図を待つ。

 最初に掛けたのは大きめの眼鏡。土台が安定するだろうとの計算だ。次に手に取ったのはサングラス。しまった。手元が暗くなってしまうことを全く考えていなかった。焦りながらも、急いで次の眼鏡に手を出す。十個を超えたあたりから、数える余裕がなくなってきた。積み重ねた眼鏡がぐらつき始める。頭を動かさないようにしながら、かごから眼鏡を取り出すのは至難の業だった。

 終了。頭上の眼鏡をまとめて降ろし、一個ずつ数えていく。結果は二十個。対戦相手のパティシエの男性(28)は二十一個で、一個差でまさかの初戦敗退。世界記録の夢は一分で消えた。

 実は始まる前、参加者の一人で、二十六個の記録を持つ永山恭平さん(32)にコツを聞いていた。「黙々と上に掛けていく正攻法が上策」とアドバイスを受け、その通りにしたつもりだったが、何かが足りなかったのか。優勝したのはその永山さんで、決勝でも二十六個を掛けた。その差はたかが六個、されど六個。大量の眼鏡が必要なため、なかなか練習のしようもないが、いつかその高みに追いつきたい。 (小川祥)

 

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