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アリスメロン忘れない 生産終了 あわら市民ら味わう

生産終了を惜しみながらアリスメロンを味わう来場者ら。右は生産農家の山口淳子さん=あわら市のセントピアあわらで

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 あわら市内で三十年以上栽培され今年で生産終了する「アリスメロン」を食べてもらおうという会が十二日、同市温泉四丁目の温浴施設「セントピアあわら」であった。訪れた多くの市民らが惜しみながら、糖度が高い中にもさっぱりした甘さを堪能した。

 アリスメロンは編み目のない真っ白の皮で果肉は美しい緑色。一七度平均の強い甘みが特長ながら、栽培の難しさとネットメロンの人気に押されて年々生産者が減少し、昨年で種の生産が終了した。

 この日は、生産してきた同市北潟の長田奈津子さん(40)と坂井市三国町新保の山口淳子さん(48)がアリスメロンへの思いを語った後、一口サイズに切ったメロンを配った。来場者らは「おいしい」「最高ね」「久しぶりに食べた。残念」と言いながら最後の味を楽しんだ。長田さんらは「顧客からも残念がられたが、おいしいものでも突然なくなる場合がある。日ごろから農産物を大事に食べてもらえたら」と話した。

 収穫は今月から始まったが、予約分で売り切れ状態。この日も五十個を用意したがあっという間に売り切れた。家族と友人の分も購入したあわら市中番の徳丸美登江さん(70)は「おいしかった。でも家族がおいしいと言っても、もうないなんて」と残念がっていた。 (中田誠司)

 

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