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被災地の種育て苗木に 大野の園児ら 岩手に送る

西尾繁利局長(右)に育てた苗木を託す園児たち=大野市の大野幼稚園で

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 東日本大震災で失われた緑をよみがえらせようと、被災地から届いたドングリから育てた苗木を再び被災地に送り返す「苗木お見送り会」が十六日、大野市明倫町の大野幼稚園であった。園児たちの手ですくすくと育った復興の息吹は、被災地で大きな緑となる。

 被災地の園児が拾ったドングリを全国約百二十の幼稚園や保育園で育て、被災地に植える「JP子どもの森づくり運動 東北復興グリーンウエイブ」活動に、大野幼稚園が四年前から参加している。

 岩手県山田町の園児が拾い集めたコナラなどのドングリ三十粒が二〇一六年秋に届き、園児が水やりなど世話を続けたところ、五つの芽が出て現在は約二十センチに成長したため、故郷で育ててもらうことにした。

 見送り会には園児三十三人や保護者らが出席。鉢を手にした園児たちは名残惜しそうに見つめ、「大きくなってね」と別れの言葉をかけ、五つの苗木を段ボール箱に入れて大野郵便局の西尾繁利局長に託した。

 藤兼量園長は「苗木を通して、子どもたちが命の仕組みや被災地への思いを感じてくれたら」と話した。藤園長は山田町で二十二日に行われる植樹に参加する。 (藤井雄次)

 

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