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加古さん原画展示 越前市中央図書館 追悼コーナー設置

加古里子さんの直筆の原稿や絵などを展示する追悼コーナー=越前市中央図書館で

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 二日に九十二歳で死去した越前市出身の絵本作家加古里子(かこさとし)さんの追悼と、県が飼育する国の特別天然記念物コウノトリが産んだ卵からのひな誕生を記念するコーナーが、同市高瀬二丁目の市中央図書館にそれぞれ設置されている。加古さんが三十一日まで、コウノトリは六月三十日まで。

 加古さんの追悼コーナーには、図書館の移転を記念して贈られた「未来への行進」の原画や武生東公民館の公民館だよりに掲載された寄稿文の直筆原稿など、図書館が所蔵する加古さんゆかりの十点を展示。困難に負けず頑張ってほしいとのメッセージを込めて描いた吹雪に立ち向かう男女の絵の色紙は、一九七八(昭和五十三)年の成人式で新成人に記念品として配られた。

 同図書館と今立図書館では、加古さんの絵本や著書などを五百十三作品、計千三百五十一冊所蔵。生涯に発表した約六百作品のほとんどを読むことができる。

コウノトリコーナーも

 コウノトリのコーナーは、県から提供を受けたひなの写真と一緒に、コウノトリに関する絵本や写真集、専門書など三十七冊を集めた。コウノトリの卵と同じ大きさの模型も置き、訪れた家族らが「こんなに大きいの」と驚いていた。

 市立図書館副課長の斎藤秀一さんは「加古さんの作品にはたくさんのメッセージが込められており、展示や絵本を親子で見て感じてほしい。コウノトリも身近に感じ、関連の取り組みを理解するきっかけにして」と呼び掛けた。 (山内道朗)

 

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