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「思いやり佐久間艇長から学ぶ」 若狭町長らしのぶ

顕彰式典

佐久間艇長顕彰碑に花を手向ける参列者=若狭町北前川で

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 明治時代に沈没する潜水艇の中で、部下を気遣う遺書を残した海軍大尉、佐久間勉艇長をしのぶ顕彰式典が命日の十五日、出身地の若狭町北前川の顕彰碑前で開かれた。

 佐久間艇長以下十四人が乗る潜水艇は、一九一〇(明治四三)年、山口県沖で訓練中に浸水。佐久間艇長は沈没した艇の中で、事故の経緯や部下への陳謝などをつづった遺書を残した。艇が引き揚げられた際、乗組員が持ち場を守った状態で発見されたことと相まって、事故当時、国内外で反響を呼んだ。

 式典には町や海上自衛隊の関係者ら約三百人が参列。森下裕町長は「思いやりの気持ちを佐久間艇長の生涯からもう一度学ばなければならない」と式辞を述べた。海自舞鶴音楽隊による演奏があったほか、参列者は顕彰碑へ花を手向け、郷土の先人をしのんだ。 (山谷柾裕)

 

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