トップ > 日刊県民福井から > ふくい地域ニュース > 記事

ここから本文

ふくい地域ニュース

高齢者宅初期消火で連携 あわらの4人表彰

連携してストーブ火災を消し止め南乃利男消防長(後列中央)から表彰された(前列右から)長谷部康久さん、妻の温子さん、向捨勇さん、嘉藤一夫さん=あわら市の嶺北あわら消防署で

写真

嶺北消防組合

 建物火災を初期消火で消し止めたとして嶺北消防組合消防本部は十二日、あわら市内の住民四人を表彰した。

 表彰されたのは、長谷部康久さん(70)、温子さん(67)夫妻、向捨勇(すてゆう)さん(78)=いずれも市姫一丁目=と、嘉藤(かとう)一夫さん(67)=同二丁目。

 火災は昨年十二月二十七日夜、長谷部さん宅の向かいにある一人暮らし男性(88)宅で発生した。火元は石油ストーブで、出火に驚いた男性の声に気付いた長谷部さんが、温子さんから消火器を受け取って駆け付け、消火に当たるとともに、男性を屋外に避難誘導。連絡を受けた温子さんが一一九番した。向さんも騒ぎに気付いて嘉藤さんに連絡し、嘉藤さんが消火器で消し止めた。

 温子さんは婦人会で女性消火技術大会に二回出場しており「冷静に対処できた」と振り返った。嘉藤さんも地元区の消火訓練に参加しており「訓練がなかったら慌てていたかも」と話した。長谷部さんらは「大ごとにならなくて良かった」と安堵(あんど)していた。

 現場は市役所近くの住宅街だったが、火事の被害は最小限でけが人もなく、南乃利男消防長は「日頃から防火意識が高い地区。四人の連携と冷静な判断で大事に至らなかった」と感謝し、訓練の大切さを改めて訴えていた。 (中田誠司)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索