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尊徳像 顔、形さまざま 鯖江「夢みらい館」館長が写真展

丹南の小中学30校調べ

 丹南地区の小中学校にある二宮尊徳(金次郎)像を紹介する写真展が、鯖江市三六町一丁目の「夢みらい館・さばえ」で開かれている。顔つきや体形、像の素材など各校によって特色があり、撮影者の奥谷崇館長(69)は「尊徳のように、人のために努力できる人が多くいる世の中になれば」と期待を込めている。十九日まで。

奥谷崇館長(右)が撮影した二宮尊徳像の写真が並ぶ会場=鯖江市の夢みらい館・さばえで

写真

 元教員の奥谷館長が像に興味を持ち始めたのは、越前市武生南小学校で校長を務めていた時。「若い時は授業で精いっぱいだったが、周囲に目を配る余裕ができた」。会議などで出向く学校ごとに、違いがある像に魅力を感じたという。

 写真展では、閉校した学校を含め小学校二十八校、中学校二校にある像の写真を掲示した。定年退職後、約三年かけて撮りためた。

 備前焼のものや本を持たないものなど特色ある像の写真が並ぶ。奥谷館長のお気に入りは鯖江市片上小学校の像。「重い薪を背負いながらも、しっかりした足取り。勤勉な様子が伝わる」と目を細める。

 二宮尊徳は江戸時代後期の農政家。若くして両親を亡くしたことを機に、勉学と勤労に励み、農民から武士に登用された。全国各地の学校に像が建てられており、奥谷館長は「苦労に耐え、家族や世のために努力した人。子どものお手本になるのも納得できる」と話している。 (玉田能成)

 

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