トップ > 日刊県民福井から > ふくい地域ニュース > 記事

ここから本文

ふくい地域ニュース

ヘルシーなニシン魚醤 カネタツ数馬 きょう発売

「北前にしん魚魚醤」をアピールする数馬徹也専務(右)ら=坂井市の県食品加工研究所で

写真

 水産加工販売の「カネタツ数馬」(福井市鮎川町)は、ニシンの内臓を使った減塩でヘルシーな魚醤を商品化し、七日から販売する。数馬徹也専務(32)は「長年親しまれてきたニシンのうま味と歴史を伝えたい」とPRしている。

 同社は、ニシン加工の過程で取り除かれた内臓が年間二十五トンほどあり、有効活用が課題となっていた。商品化には、県食品加工研究所と県立大が開発した速醸(そくじょう)発酵法を活用。あさひコーポレーション(越前市勾当原(こうとうがはら)町)が魚醤発酵と精製、オグラヤ商事(坂井市三国町北本町四丁目)は味付けなどを担当した。

 速醸発酵法は、通常の魚醤製造では半年以上かかる発酵時間を一〜四日に短縮でき、塩分濃度も0〜15%の範囲で調整できる。また油分を分離することで魚特有の臭いも低減できるのが特長。

 新商品の魚醤は、精製した魚醤に大豆しょうゆを加えて味を調え、減塩(塩分11%)で魚の臭いが少なく口当たりも良く仕上げた。焼き肉や卵かけご飯、チャーハン、炒め物などに適しているという。あさひコーポレーションとオグラヤ商事では今後、粉末化にも取り組む。

 商品名は「北前にしん」(百二十ミリリットル入り、税込み五百九十四円)。インターネ魚醤ット通販サイトや道の駅「禅の里」(永平寺町清水)、道の駅「越前」(越前町厨(くりや))で販売する。東京都内の県アンテナショップでも販売を予定している。 (中田誠司)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索