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鯖江・立待小の人形浄瑠璃劇団 新演目の稽古真剣

8日に発表

新演目の稽古に励む児童たち=鯖江市立待公民館で

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 鯖江市立待小学校の児童でつくる人形浄瑠璃劇団「たちまち子ども文楽」が創立五周年を迎え、新演目に挑戦する。八日の発表会に向け、児童は繊細な人形の動きなど本格的な稽古に汗を流している。

 江戸時代の劇作家・近松門左衛門が幼少期を過ごした同市立待地区。劇団は人形浄瑠璃文化の継承のため二〇一二年六月に設立。これまでは、五穀豊穣(ごこくほうじょう)などを祈願する舞を中心とした「寿式三番叟(さんばそう)」を代々披露してきた。

 新演目は、徳島県にあった阿波藩のお家騒動を題材にした「傾城(けいせい)阿波の鳴門巡礼歌の段」。事情で盗賊に姿を変えている夫婦を、幼い時に別れた娘が尋ねる。母は盗賊の罪が娘に及ぶことを恐れ、帰るように諭す親子の愛情を描く。挑戦するのは、高学年中心の十二人。三月ごろから台本を読み始め、滋賀県長浜市の劇団「冨田人形共遊団」の阿部秀彦団長(76)らの指導を受けてきた。

 三十日は立待公民館(同市杉本町)で稽古があり、児童は新調した人形を手に、真剣な表情で各役の動作を確認した。母役を三人一組で演じる佐飛慎太郎君(12)は「女性らしいしぐさが難しいが、本番は全力を出したい」と気合十分だ。

 新演目を披露する「全国子ども文楽サミット」は八日午前九時から、同公民館で開催。県外の中学生劇団を含め三劇団が出演する。 (玉田能成)

 

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