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越前和紙 魅力フル発信 きょうから特別展

越前市・紙の文化博物館 

国指定文化財級展示可能に

展示室で30日から始まる特別展の展示を見学する関係者ら=越前市の紙の文化博物館で

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 春のリニューアルオープン時点では使えなかった越前市新在家町の越前和紙の里紙の文化博物館二階展示室の使用が、三十日から始まる。使用開始の前日となる二十九日、同博物館でフルオープンの記念式典が開かれ、関係者らが越前和紙の魅力発信に意気込んだ。

 二階展示室は同博物館の核施設だが、これまでは国の重要有形民俗文化財に指定される越前和紙の制作用具や製品などの市所蔵品計二千五百二十三点や、和紙に関する古文書などの展示や収蔵ができなかった。リニューアルを機に国指定文化財クラスを展示できるように改修。文化財に悪影響を与える物質を抑えるため、半年間の乾燥期間(枯らし期間)を設けていた。

 この日、奈良俊幸市長や西川一誠知事ら関係者四十五人が出席。奈良市長らがテープカットなどでフルオープンを祝い、その後、展示室で三十日から始まる特別展「和紙の真髄(しんずい)−越前奉書の世界」を見て回った。

 特別展では結城秀康や羽柴秀吉、前田利家、丹羽長秀ら同地を治めた有力者が、越前和紙や産地を守るために出した禁制の古文書など五十点を展示。十一月五日までの期間中、古文書講座(十月十四、二十八日)や学芸員によるギャラリートーク(三十日、十月十四日、十一月十五日)などの関連イベントも開く。特別展期間中は入館料大人三百円、高校生以下無料。(問)紙の文化博物館=0778(42)0016 (山内道朗)

 

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