トップ > 日刊県民福井から > ふくい地域ニュース > 記事

ここから本文

ふくい地域ニュース

伝統や最新技術家族連れら体験 県児童科学館

「越前墨流し」の技法で自分が作った模様が福田忠雄さん(手前右)の手で和紙に写される作業を見守る親子連れら=坂井市のエンゼルランドふくいで

写真

 福井が誇るものづくりを体験できるイベントが二十三日、坂井市春江町東太郎丸のエンゼルランドふくい(県児童科学館)で始まった。二十四日までの二日間で、三十を超える仕事や伝統の技、最新テクノロジーを体験できるとあり、多くの家族連れでにぎわった。

 匠(たくみ)の技を体験できる「伝統の技術」には、木工やちりめん細工のほか、ミニ畳作りなど十一のブースが設けられた。「越前墨流し」体験では県無形文化財で越前和紙伝統工芸士の福田忠雄さん(91)=越前市=が手ほどき。染料と油の付いた筆を交互に水につけると色の輪が完成。扇子であおぐと複雑で美しい幾何学模様が浮かび、最後に和紙に写すと世界でただ一つの和紙ができた。

 坂井市丸岡町板倉のもみじ保育園の高木葵ちゃん(5つ)は「面白かった。お家に飾りたい」とうれしそう。福田さんは「伝統産業に携わる人が減った。イベントを通じて(越前墨流しを)知ってもらいたい」と話した。

 イベントでは、眼鏡型ストラップ作りやマイ箸作り、恐竜の世界に入ったような最新のバーチャルリアリティー(仮想現実)体験、ハイスピードカメラで一瞬の世界が見られるコーナーもあり人気を集めていた。二十四日は午前九時半〜午後四時に開かれる。(問)県児童科学館=0776(51)8000 (中田誠司)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索