トップ > 日刊県民福井から > ふくい地域ニュース > 記事

ここから本文

ふくい地域ニュース

建物の壁壊し救助訓練 南越消防組合 大規模災害備え

解体予定の武生中央公園体育館など活用

 解体される越前市高瀬二丁目の武生中央公園体育館と市青年センターを活用した南越消防組合の警防訓練が十九日、現地で始まった。二十日まで計三十人の消防署員が救助の進入路を作るために鉄筋コンクリートの壁や鉄の扉に穴を開けたり、建物内で放水しての消火訓練など、壊される建物でしかできない訓練に励む。

鉄筋コンクリートの壁に穴を開けての救出訓練に励む消防署員ら=越前市武生中央公園体育館で

写真

 両施設は、隣接地に総合体育館がオープンしたのに伴い解体が決まっており、消防組合が市の協力を得て訓練が実現した。消防組合によると実際の建物の壁などを壊す訓練は、対象の確保が難しいという。組合では、昨年も市役所北側の解体前の市民ホールと市生涯学習センターで訓練をしている。

 この日は十五人が参加。鉄筋コンクリートの建物の訓練では、地震で部屋の中に人が取り残され、壁を壊す以外に救出の方法がないと想定。消防署員らは専用工具で壁に三角形の切り込みを入れた後、削岩機を使って穴を開けるなどした。

 訓練の企画を担当した同消防組合消防本部警防課の中村義和さんは「市内でも起こった大規模火災など、全国で大きな災害が起こっている。昨年に引き続いての貴重な訓練を生かし、警防活動に励みたい」と話した。 (山内道朗)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索