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北海道で飛躍ふくインコ 札幌への移民が「ルーツ」!? 

福井宣伝ゆるキャラ・グランプリ昨年「36位」

福井のPRに励むふくインコ(中)とりえぽん☆さん(左)、安田栄次さん=福井市内で

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 北海道から福井をPRしている「ゆるキャラ」がいる。その名も「ふくインコ」。札幌市内のコミュニティーFM局から飛び立ちながら、福井県を宣伝する「非公認ゆるキャラ」という異色の存在だ。昨年の「ゆるキャラグランプリ」企業・その他部門で三十六位に食い込み、「福井県勢」ではトップに。今年は札幌市内の飲食店と協力するなどし、さらなる飛躍を目指している。 (片岡典子)

 ふくインコは、札幌市内のコミュニティーFM局「エフエムしろいし」のゆるキャラ。

 同局がある白石区南郷通あたりは、福井県からの移民が多かったという歴史がある。さらに同局を運営するノーバディハーツ(札幌市)は福井支所(福井市)を置き、支所長の安田栄次さん(57)は同市出身。こうした縁から、同社代表でタレントのりえぽん☆さん(46)が提案、札幌市在住の画家がデザインし、一昨年十月に産声を上げた。

 ふくインコは福井生まれのいたずらっ子。頭としっぽには県の新ブランド米「いちほまれ」の稲穂が付いている。会った人たちに幸せを届けたいと、胸には鯖江の眼鏡をかけた「福だるま」が描かれている。特技はダンスで、花笠音頭からサンバまで幅広くカバーする。

 昨年は札幌市内や福井県内のイベント、北海道内の民放の番組などに計五十回ほど出演。丸い目と大きなおなかが愛らしいと、子どもからお年寄りまで幅広い人気を集めている。安田さんは「札幌市内のお祭りなどで『私の祖先も福井なの』と、ふくインコに声を掛けてくれる人もいる」と手応えを感じている。

 昨年初出場したゆるキャラグランプリの企業・その他部門では、大企業のキャラクターを含む四百体余りが並み居る中で、三十六位にランクイン。余勢を駆って今年は、札幌の本社近くで福井県出身者が営む飲食店とコラボし、へしこなど福井の食も発信していく構えだ。

 たびたび福井を訪れている、りえぽん☆さんは「移民が多い北海道の人に、ルーツに目を向けてほしいという気持ちもある。活動を広げ、もっと福井の良さをアピールしていきたい」と意気込んでいる。

 ◇ 

 中日新聞福井支社報道部のツイッター(@fukui_chunichi)では、ふくインコの動画も紹介しています。

 

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