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タイヤチェーン売れ行き鈍る 「大雪時義務化」発表から1カ月

雪少なく不要論も

義務化区間を示してアピールするタイヤチェーン売り場=福井市のオートバックス福井北店で

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 県内の北陸自動車道と国道8号の一部を含む、大雪時のタイヤチェーン装着義務化対象区間が発表されて一カ月がたった。県内カー用品店でのタイヤチェーンの売れ行きは、発表から年末年始の帰省時期ごろまでは例年比の二〜四倍となった。ただ、ここまでまとまった積雪がない影響からか、その後の売れ行きは鈍っている。一部の県内ドライバーからは「あまり必要性を感じない」との声も上がっている。

 オートバックス福井北店(福井市)は、売り場に義務化対象区間を示してアピール。従来よりも在庫量を増やして今冬を迎え、中には完売の商品も出た。装着方や耐久性、価格といった商品の問い合わせ電話も多いという。しかし同店担当者は「最近は落ち着いてきている」と話し、一服感が漂う。

 イエローハット福井大和田店(同)も「例年の四、五倍は売れている」が、最近はオートバックスと同様の傾向という。ジェームス福井大和田店(同)は「あまり危機感がなく、今年は様子見する人も多いのでは」とみる。

 オートバックス福井北店を訪れた福井市の食品卸売業の男性(59)は、チェーン購入を検討してはいるものの「義務化対象区間を走らないから要らないかな。これまでの運転で必要と思ったことはないんだけど」と話す。

 福井地方気象台によると、十二日から一カ月間の北陸地方の降雪量は「少ない」か「平年並み」がそれぞれ40%の確率。積雪の少ない日が多いとなると、チェーン売れ行きの鈍りは今後も続きそうだ。 (長谷川寛之)

 

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