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福井発

全中制覇メンバー奮闘 ハンドボール成年男子けん引 

息の合ったパス回しで攻撃する川島悠太郎選手(手前左)と田中圭選手(同右)=13日、福井市の県営体育館で(蓮覚寺宏絵撮影)

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明倫中出身惜敗もファン沸かす

 十三日に福井市の県営体育館で行われた福井国体ハンドボール成年男子一回戦。二〇〇八年に県内で開催された全国中学校体育大会(全中)のハンドボール競技で全国制覇した明倫(同市)の選手たちが、県選抜の主力として出場。当時からさらに成長した姿で、会場のファンを沸かせた。(谷出知謙)

10年前の全中の決勝で同点ゴールを決める当時明倫の川島悠太郎選手=2008年8月20日、福井市の県営体育館で

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 当時明倫だったのは、田中圭(23)=県スポーツ協会、川島悠太郎(24)=北陸電力、岩永龍哉(24)=同、藤坂知輝(22)=同=の四選手。学年では岩永選手が最年長で、一つ下が田中選手と川島選手、二つ下が藤坂選手だ。

 田中選手と川島選手は木田小学校からの幼なじみ。二人は明倫二年生時の〇八年、北信越地区で行われた全中に出場した。接戦を次々とものにして勝ち上がり、県営体育館で迎えた決勝。16−20からの逆転勝ちで同校を初優勝へ導いた。「大勢の人が応援に来てくれたから」と川島選手。田中選手は「優勝できるとは思っていなかった。競技人生の大きな一歩になった」と話す。

 別々の高校、大学へと進学して活躍。田中選手はハンガリーのチーム、川島選手は北陸電力に所属したが、年代別日本代表では再びチームメートとなった。八月に田中選手が福井国体への出場を決め、県選抜チームに合流した。

 二人の思いは同じだった。「福井の大会だからこそ活躍して恩返ししたい気持ちは強い」(田中選手)、「応援してくれる人のために、良いプレーを見せたい」(川島選手)。地元の大舞台でそれぞれの決意を体現した。

 川島選手がロングシュートなどで6点を挙げると、田中選手は切れのある動きで相手を翻弄(ほんろう)。それに呼応するかのようにゴールキーパーの岩永選手が好セーブを連発した。当時試合には出ていなかった藤坂選手も、後半から勢いを取り戻して3得点。何度もスタンドを沸かせた。

 佐賀県に惜敗し、入賞はならなかった。それでも「中学以来初めて同じチームで戦った。緊張よりも楽しかった」と岩永選手。このメンバーで戦えたこと、そして応援してくれた人たちへの感謝の気持ちを口にして、会場を後にした。

 

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