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福井発

蛇口からメロンジュース JA花咲ふくい 

ふくいメロンまつりで人気を集めた「メロン蛇口」。福井国体ではカヌー・スプリントやバレーボール会場で振る舞われる=6月23日、福井市のハピテラスで

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カヌー、バレー2会場に設置

「花咲紅姫」を使用

 あわら市の福井国体の会場に、蛇口をひねると、メロン100%のジュースが流れ出す遊び心たっぷりのコーナーが登場する。「蛇口からメロンジュース」を振る舞うのは、JA花咲ふくい。管内の坂井、あわら両市の特産・メロンを全国から集う来場者や選手に印象付け、ナシや越のルビーなど他の地元農産物の加工ニーズも探る作戦だ。

 「都市伝説が実現した」と全国的に有名な、愛媛県の松山空港にある「みかん蛇口」を知った、同JA販売推進課の深町治男課長(50)らが「福井でも、ぜひ」と二年前から準備。生産者らと話し合う中で「高級感があるメロンが一番サプライズ感がある」と決めた。

 管内で栽培されている十数種類の中から選ばれたのは、鮮やかなオレンジの果肉と香りの強さ、加工した際の舌触りが抜群の「花咲紅姫」(マルセイユメロン)。六月にJR福井駅西口のハピテラスで開催した「ふくいメロンまつり」では、メロン蛇口に長蛇の列ができ、手応え十分だった。

 今回の振る舞いは、三十日のカヌー・スプリント(北潟湖特設コース)、十月五日のバレーボール成年男子(農業者トレーニングセンター)の二カ所で、限定各三百人分。旬の六月に収穫した花咲紅姫を冷凍保存しており、県内のフルーツ専門店が加工を請け負う。

 県生産振興課によると、二〇一七年の同JA管内のメロン生産量は三百九十二トンで、県内全体の九割近い。スイカや越のルビーなど、ジュース化できる園芸作物が多いだけに、深町課長は「北陸新幹線の県内延伸時は温泉街や新幹線駅に“蛇口”を設置し、季節ごとに中身を変えてもおもしろい」と話す。その第一歩と位置付け、「自慢のメロンで国体を盛り上げたい」と意気込む。 (北原愛)

 

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