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楽しく笑って防犯 劇団「見守る座」再始動

コミカルな演技で、架空請求詐欺の被害防止を訴える定本祐二警部補(右)と中島孝明巡査長=坂井市の池上区民館で

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坂井西署

 坂井西署の劇団「みくに見守る座」が再スタートを切った。昨夏の発足時のメンバーのほとんどが異動などになり、地域課の定本祐二警部補(56)と中島孝明巡査長(36)が中心となって活動を再開。コミカルな演技で、架空請求詐欺被害や夜間の交通事故の防止などを、お年寄りらにアピールし、「楽しく笑って見てもらい、注意点などを印象付けられれば」と意気込む。

 定本警部補は前任の坂井署時代、特殊詐欺被害防止を訴える同署の「みんなで守る座」のメンバー。九十五回の公演を重ねたベテラン“俳優”で、異動が決まった三月には「みくに見守る座」の最終公演を見学する熱の入れようだった。業務の傍ら、七月下旬から小道具の準備などを進め、今月七日に新メンバーでの初公演にこぎ着けた。

 相方は昨年度も在籍し、声の良さを見込まれた中島巡査長。十一日は坂井市三国町の池上区民館で二人が熱演した。「有料サイトの利用料と延滞料で二十万円!」。海女に扮(ふん)した定本警部補が大げさな演技で笑いを誘えば、犯人役の中島巡査長が「登録が操作ミスと確認できたら返すから、裁判にならないためにも二十万円払って」と、息の合った掛け合いで巧妙な手口を印象付けた。

 ぶっつけ本番で、反射材の活用などを訴える小部泰寛交通課長の前座も務めた。この日が三度目の公演で、中島巡査長は「流れはあるが、ほぼアドリブで同じ劇ははないんじゃないか」と笑う。定本警部補は「詐欺も新しい手口が次々出てくる。楽しんでもらいながら、皆さんに伝えたい」と話す。 (北原愛)

 

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