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福井発

工大福井優勝 金津2安打 啓新も北信越へ

金津−福井工大福井1回裏福井工大福井1死満塁、藤井が中犠飛を放ち1−0と先制する=福井市の県営球場で

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福井工大福井12−0金津

 ●…福井工大福井が14安打の猛攻で得点を重ね、金津に快勝した。

 福井工大福井は一回、一死満塁から藤井の中犠飛などで一挙4点を奪い主導権を握った。四回は高原の2点本塁打などで突き放した。その後も攻撃の手を緩めず得点を重ね、投手陣も相手に付け入る隙を与えなかった。

 金津は2安打に抑えられ、反撃の糸口がつかめなかった。

つないで12得点

投手3人で完封

工大福井

 盤石の試合運びだった。12得点した福井工大福井打線には、つなぐ意識があった。投手陣も三人のリレーで無失点。連覇を目指した金津を一蹴した。

 本塁打を含む4打数4安打4打点の活躍を見せた主将の高原侑希も意識は同じだ。「つなぐことをチームで徹底している」。それが一、四回の得点につながった。「試合が終わるまでが野球。とことん点を取っていく」(高原)。点差に関係なく、最後まで攻撃の手を緩めない力強さもあった。

 一回の先制パンチは先発・高木寛斗の好投にもつながる。「接戦になると想定していた。4点はとても心強かった」という一年生左腕は、テンポ良く七回を2安打に抑えた。

 田中公隆監督は「大振りせず、つないで点を取ることができた」と評価する。県大会覇者として、目指すのは選抜出場。田中監督は「ここからが本当の勝負」と気を引き締めた。 (中場賢一)

若狭−啓新10回裏啓新1死二、三塁、浦松の左前打でサヨナラのホームを踏み、跳び上がって喜ぶ三走山沢(左から2人目)=福井市の県営球場で

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延長10回 若狭にサヨナラ勝ち

啓新3−2若狭

 ●…啓新が若狭との競り合いをサヨナラ勝ちで制した。

 啓新は逆転された直後の七回、2死一、三塁から小野田の右前打で同点。十回は1死二、三塁で浦松が決勝の左前打を放った。浦松は死球を受けた安積から継投して九、十回を投げ、無失点の好投。

 若狭は七回、3安打を集めて逆転し、八、九回も得点圏へ走者を進めたが、後続が倒れた。

決勝打も決めた

啓新リリーフ・浦松

 4点リードで降雨ノーゲームとなった九日とは全く違う展開。「ずっとピンチで、余裕はなかった」と啓新の植松照智監督は振り返った。先発の安積航大(こうた)が、八回の打席で右手首に死球を受け無念の降板。代わった浦松が「終盤での登板は慣れている」と落ち着いた投球で相手の攻撃をしのいだ。

 試合を決めたのも浦松だった。延長十回1死二、三塁。「投手と違って、あんな大事な場面での打席は慣れていなかった」。ベンチからは「おまえが決めろ」の声。内角直球を左前へ打ち返した時は「頭が真っ白だった」。

 最後の北信越出場枠に滑り込み、穴水喜芳主将は「まずは1勝。目の前の試合を大切に戦いたい」と誓った。 (坂本碧)

 第141回北信越地区高校野球県大会は11日、福井市の県営球場で3位決定戦と決勝が行われ、決勝では福井工大福井が2年連続優勝を狙った金津を12−0で破り、2016年春以来15回目の優勝を果たした。3位決定戦は啓新が若狭に3−2で競り勝ち、4回目の北信越大会出場を決めた。上位3校が出場する北信越大会は10月13日から4日間、新潟県で開催される。

 ▽決勝 (県  営)

金津

000000000―0

40041120x―12

福井工大福井

(金)長谷部、橋本−南

(福)高木、上原、垣外中−大上

本塁打 高原(福)

 ▽3位決定戦 (県  営)

若 狭 000 000 200 0―2

啓 新 000 001 100 1―3

 (延長十回)

(若)川嶋−小林

(啓)安積、浦松−穴水

 

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