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若狭かれい発信「いいね」 インスタ使い若者にPR 

てんびん棒で若狭かれいを運ぶ様子を再現した人形を見学する河端りえ子さん(右から2人目)=小浜市食文化館で

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小浜市食品加工組合と県立大生

 小浜市食品加工協同組合は、冬の味覚「若狭かれい」を若い人たちに売り込もうと、県立大の学生の力を借りて、スマートフォンの写真共有アプリ「インスタグラム」で情報発信する。

 組合は市内十三の店で構成。底引き網漁の解禁とともに、十月からは小浜湾で水揚げされる若狭かれいの加工と販売に取り組む。

 薄塩をして干した半透明の白身は淡泊な味。贈答に重宝がられ、年末には皇室にも献上される。

 年配の人たちにはなじみ深い地域ブランドだが、若い人たちへの認知度はいまひとつ。数多くの種類があるため、身が厚く、食べ応えのある「えてかれい」などと見分けがつかないのが実態だ。

 経済産業省中部経済産業局と特許庁が「インスタ映え」の流行語も生まれたインスタグラムによる「東海・北陸 地域ブランド総選挙」と題したコンテストを企画。参加に手を挙げた県立大の協力を得て、組合も若狭かれいをPRすることにした。

 魅力を伝えるのは、県立大海洋生物資源学部一年の河端りえ子さん(18)ら男女三人の学生。東京都出身の河端さんは「若狭かれいは知らなかった。漁業関係の仕事に就きたいと思い、参加した。競りの見学や漁を体験して、小浜市の魅力を伝えていく」と話す。八月三十一日には若狭かれいの加工の様子を再現した市食文化館を見て回った。

 コンテストの「総選挙」は、中部各県の十八の地域ブランドが対象。インスタの「いいね!」の数や、新ビジネスに向けたアイデアが審査の対象になる予定で、小浜市の組合事務局は年末まで続く審査の行方に注目している。 (池上浩幸)

 

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