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敦賀・東洋紡火災 健康影響に不安 焦げた臭い「原因特定を」

マスクを着けて帰宅する児童たち=6日午後5時17分、敦賀市の中央児童クラブで

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 東洋紡敦賀事業所で六日に発生した火災では、市街地に白い煙や焦げた臭いが漂い、近くの住民らから不安の声が上がった。

 「視界が遮られるくらい、煙が一面を覆い尽くしていた」。事業所前にある和洋菓子店で働く小西俊文さん(42)は、煙を吸い込みのどが痛くなったという。店では煙の影響を考え菓子の製造を停止。「原因を特定して安心できるようにしてほしい」と訴えた。

 避難した従業員の一人は「近くの休憩室にいたが、ドーンという音がして、炎が見えた。現場に近づけるような感じではなかった」と驚いた様子で話した。事業所前の県道は三時間にわたって通行止めとなり、バス会社は迂回(うかい)させて路線バスを運行した。

 事業所に隣接する同市中央小学校では、午後一時二十分すぎに教諭が工場の煙を見つけ、校舎の窓を閉めるよう校内放送した。体調不良を訴えた児童はいないが、同校の教頭は「七日以降も児童の健康を観察していきたい」と話す。下校時や近くの中央児童クラブから帰宅する際、児童らはマスクを着用した。同校に通う小学三年の男児の母親は「何が燃えたのか分からない。有害じゃないか気になります」と漏らした。

 

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