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さださん設立のボランティア賞  北陸高弓道部2度目受賞

高校生ボランティアアワード2018を受賞した北陸高校弓道部(最上段右から4人目がさだまさしさん)=東京都の東京国際フォーラムで

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道場焼失も慈善大会継続

 十八年前から「ユニセフチャリティー弓道大会」を毎年開いている福井市の北陸高校弓道部が、ボランティアなどに取り組む人たちを支援するために歌手のさだまさしさんが設立した「風に立つライオン基金」による高校生ボランティア・アワード2018を受賞した。同部の受賞は二年連続二回目。

 弓道部は昨年末に学校の弓道場を火災で失った。活動継続が危ぶまれたが、全国から弓や矢などたくさんの寄付を受け、現在は福井市の県立武道館を使用して練習を重ねている。

 今年はチャリティー大会の運営にも苦労した。例年に比べて準備する場所などは限られたものの、部員が一致団結して今年五月の本番にこぎつけた。当日はたくさんのOBや支援者らが駆け付け、盛況のうちに終わったという。

 同部三年の細川茉奈美さん(18)は「支えてくれた人たちに恩返しの気持ちで運営した。弓を引けることは当たり前ではないと、日々の練習で自分に言い聞かせた」という。細川さんは福井国体の少年女子県選抜に選ばれた。

 表彰式は八月下旬に東京都の東京国際フォーラムで行われた。二年生部員たちが出席し、ブースで自分たちの活動内容を発表した。引率した坪田恭幸監督(37)は「チャリティー弓道大会を十八年続けてきたことが皆さんの心に残り、北陸高校を助けてくださったのではないか」と語った。

 長年指導してきた谷口広治監督(59)も「大会をやっていなかったら、こんな奇跡みたいなことは起きなかった」と多くの支援を感謝した。 (藤共生)

 

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