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福井バイパス全線開通 あわら−丸岡 暫定2車線

車両待避スペース(右端)や幅広の路肩などを備え、暫定2車線で開通した国道8号福井バイパスの5・4キロ区間=1日、あわら市笹岡で

写真

国道8号

堆雪や待避用スペース確保

 国道8号福井バイパスで未開通だったあわら市笹岡−坂井市丸岡町玄女(げんにょ)間(五・四キロ)が一日、暫定二車線で開通した。一九六六(昭和四十一)年度の事業化から半世紀を経て、笹岡−越前市塚原町を結ぶ四二・二キロが全線開通。関係者らは嶺北の生活・経済の大動脈強化を祝い、今回の開通区間や石川県境部の四車線化に向けて意気込みを新たにした。 (北原愛)

 福井バイパスは当初、旧国道8号バイパスとして、一巡目福井国体関連事業の一環で整備を開始。笹岡−玄女間に着手したのは二〇〇九年度で、二巡目国体の開幕に間に合った。

 玄女から北へ向かう国道8号は山際を走り急勾配の箇所も多く、今年二月の大雪では千五百台もの車両が立ち往生した。バイパスは車道と路肩の幅を広く取り、歩道も設けて堆雪用スペースを確保。スタック車両の待機やタイヤチェーン脱着用の「車両待避スペース」を三カ所整備した。

 開通式典が午前十時半から、あわら市坪江公民館であり、県関係国会議員や西川一誠知事、沿線首長、地元区長ら三百人が出席。国土交通省近畿地方整備局の黒川純一良局長は「大規模な車両滞留や長期の通行止めは、地域の生活や経済活動に多大に影響した。冬の交通確保、対応には万全を期したい」とあいさつした。

 沿線市では、交通混雑の緩和や企業誘致の促進、迅速な救急搬送など多方面で期待を寄せる。ただ、開通効果を最大にするためには、既に開通している越前市塚原町までと同様に、今回の五・四キロ区間や県境も四車線化が不可欠。万歳三唱の音頭を取った県議会の山本文雄議長は「福井国体前であり、二月の豪雪を考えると感慨無量。石川県境まで一日も早く四車線化を」と気を引き締めた。

 テープカット後、関係者の車両が通り初めをした。午後四時から信号が作動し、一般車両の通行が可能になると、県外ナンバーのトラックやバイクも盛んに行き交った。

 

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