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異例の高校生一発合格 科学技術 松原さん、小垣さん

難関国家資格に合格した松原れつとさん(左)、小垣憂歌さん=福井市の科学技術高校で

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国家資格「第2級陸上無線技術士」 

 陸上無線の国家資格「第二級陸上無線技術士」に、福井市の科学技術高校の生徒二人が合格した。日本無線協会北陸支部が「高校生の合格は異例」という難関で、二人は努力が実ったと喜んでいる

 二人は、情報工学科三年の松原れつとさん(17)=福井市=と小垣憂歌(ゆう)さん(18)=同。同資格は、テレビ局やラジオ局、携帯電話会社などの無線設備が操作できる。合格率31%だった七月の試験で、無線工学や法規の全四科目六十点以上を獲得し、一発合格を果たした。同支部によると、過去五年の初受験での合格率は8・1%。

勉強漬けの日々

 松原さんは「めちゃくちゃうれしい。努力して良かった」と喜ぶ。小垣さんは「自信はあった」と言い切る。言葉の裏には、五月からの勉強漬けの日々がある。学校で習わない範囲もあり、始業前と放課後に担任の千葉晴信教諭の補習を受け、家庭でも夜遅くまで机に向かった。

 二人とも十件近くの資格を持つ。もともと無線の知識があり、挑戦を決めた。後押ししたのは、千葉教諭の存在。「先生が補習をしてくれるなら、受かると思った」(小垣さん)という。

 松原さんの将来の夢は、IT企業に勤めること。小垣さんは「経験を生かして、いろんな人の笑顔が見られる仕事に就きたい」と意気込んでいる。

 二人は陸上無線の最上級資格「第一級陸上無線技術士」への挑戦も視野に入れている。千葉教諭は「難関に合格し、本科の誇り」とたたえた。 (山口育江)

 

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