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「安倍政権中に拉致解決」 首相、党県連研修会で演説

県内の党員らの前で演説する安倍晋三首相=福井市のザ・グランユアーズフクイで(山田陽撮影)

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 自民党総裁選に三選を目指して立候補する考えを表明した安倍晋三首相は二十七日、福井市を訪れ、党県連が開いた党員研修会で演説した。北朝鮮による日本人拉致問題について「安倍政権のうちにこの問題を解決する」との決意を示した。

 安倍首相の来県は二〇一五年四月以来。二十六日に鹿児島県で総裁選への出馬表明後、最初の訪問地が福井県となった。研修会は福井市大手三丁目のホテルフジタ福井内のザ・グランユアーズフクイであり、県内の党員ら約七百人が会場を埋めた。

 演説では、政権を担った五年八カ月の成果に今後の政策方針を交えた。拉致問題に関しては、被害者の横田めぐみさん=失踪当時(13)=の両親らが高齢になったとした上で、「安倍政権のうちにこの問題を解決し、自らの手でお嬢さんらを抱き締める日が来るまで全力を尽くしたい」と話した。

 県内で深刻な人手不足には「外国人材をもっと活用する」と説明。「無期限で家族も一緒にという移民政策は採らない。(外国人の滞在期間を)三年、五年と限度を区切る」と語り、外国人労働者を増やしたいとした。

 このほか「経済の好循環をもたらした」と経済戦略の成果を強調。「田園風景こそが美しい日本を形づくってきた」と地方重視の姿勢も見せた。農林水産業の振興は輸出拡大を進め「(就業者の)希望や夢がかなえられる分野にしたい」と述べた。

 総裁選は九月七日告示、二十日投開票。党員、党友に投票権があり、今回の安倍首相の来県は地方での支持拡大を目指す一環とみられる。この日は石川県と富山県も訪れた。 (尾嶋隆宏)

 

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