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青葉山(高 浜)登山が低調 7月200人割る

酷暑でにぎわう若狭和田海水浴場から見える青葉山=高浜町和田で

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豪雨、酷暑、台風重なり

 高浜町の青葉山(六九三メートル)の登山客数が低調となっている。昨年は七月に二百八十人を数えたものの、ことしは二百人を下回った。西日本豪雨や酷暑、台風の影響があるようだ。十一日は「山の日」−。 (山谷柾裕)

 青葉山の登山者数は毎年、ゴールデンウイーク前後と秋がピークで、昨年は一年間で約三千四百人だった。夏に限ると七月は二百八十人、八月は三百三十人ともともと低調だ。山頂まで車道がついておらず、海水浴客がマイカーでついでに訪れ、若狭湾の眺望を気軽に楽しむスポットではないためだ。

 今年は相次ぐ悪天候が追い打ちをかけた。七月は西日本豪雨、酷暑、台風と週末ごとに登山が難しい状況になり、登山者数は結局、二百人を割り込んだ。西日本豪雨の際、麓の青葉登山ハーバルビレッジには登山道の状態を確認する電話が関西方面から相次いだ。登山道に異変はなかったが、道中の豪雨を心配して、登山を控えた人が多かったとみられる。

 七月は青葉山の固有種でオミナエシ科の多年草オオキンレイカの開花が最盛期を迎える季節。今年も山頂の涼しい岩陰に小さな黄色い花を咲かせていたが、例年よりさらにひっそりと時季を終えつつある。

 青葉山ハーバルビレッジ支配人の細見豊さん(53)は「暑い日が続く中、体調管理が最優先。しかし、木陰の涼しさや、海から峰を吹き抜ける風の爽快さを、酷暑が和らいだ瞬間を見計らって味わいに来てほしい」と話している。

 青葉山は、朝は気温が低く登山に適した時間帯だが、クマの獣道と登山道が交錯する箇所があり、明け方直後の登山は避けた方が無難という。

 

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