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東京の福井藩屋敷再現 由利ゆかり銀座の街並みも

県がCG映像で、10日から公開

県がCG映像で再現した福井藩松平家上屋敷

写真

 「幕末明治福井150年博」の一環として、県は、東京にあった福井ゆかりの二つの建築物をCG映像で再現した。江戸城本丸近くの福井藩松平家上屋敷と、れんが造りの銀座の街並みで、江戸から明治へと時代が移り変わる中、大きな存在感を示した福井をアピールする。映像は八月十日〜十一月末、福井市中心部などで流す。 

 CGは、ともに江戸東京博物館(東京)で展示中の模型を基に制作した。時間は上屋敷が七分、銀座の街並みが三分半で、上空からの全景や歩く人の目線などで表現した。高画質の4Kにも対応している。

 上屋敷は、参勤交代で江戸に出てきた大名の居住地に当たる。CGでは広い敷地で、装飾やふすまの絵などに趣向を凝らした福井藩主の上屋敷を映し出す。「歴史的な検証をできる範囲でした」(県文化振興課)という。

 一方、れんが造りの銀座の街並みは、幕末の福井藩士で、東京都知事を務めた由利公正(一八二九〜一九〇九年)が大火を教訓に整備を進めた。映像では、明治維新後の活気あふれるまちの様子やれんがの上にしっくいを塗った白基調の洋風建築を紹介する。

 映像を流す場所は、JR福井駅コンコース内のモニターと駅西口の屋根付き広場「ハピテラス」にある三百インチの大型ビジョン、福井市立郷土歴史博物館などを予定している。映像には、松平春嶽や由利が案内役として登場する。

 同課の萩原雅広課長は「東京で福井の偉人が豪華な建築物の実現に寄与したことを知ってもらい、ふるさと福井に誇りと自信を持ってほしい」と話している。 (山本洋児)

 

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