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今庄宿の町家で食事を 旧斎藤家を改修

きょうオープン

補修工事された旧斎藤家=10日、南越前町今庄で

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 南越前町今庄にある大正時代の古民家「旧斎藤家」を改修した和食レストランが十一日に開店する。江戸時代に今庄宿として栄えた「北国街道」沿いで町並みを形成している代表的な町家が生まれ変わる。十日の内覧会に訪れた地元住民たちは、新たな観光拠点になるようにと期待を寄せた。 (玉田能成)

 旧斎藤家は当時、製糸業を営んでいた斎藤繁治郎さんが一九二二(大正十一)年に建てた。木造二階建てで、延べ床面積は約二百九十平方メートル。書院風の外観など当時の趣を残すが、築百年近くが経ち、老朽化が進んでいた。

 地元住民らから保存の声が上がり、町は二〇一四年度に改修・保存事業に着手。町が一六年に勝山市の所有者から土地と建物を譲り受け、今年三月〜九月に屋内の改修や外壁補修の工事を進めてきた。

庭園を眺望しながら食事を楽しめる和室(右側)10日、南越前町今庄で

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 約一キロ続く北国街道沿いには、飲食店がないことから一階はレストランに改装。店名を「古民家れすとらん しげじろう」とし、同町湯尾の和食店「鶴文」が経営する。メニューは郷土料理などが味わえる「しげじろう御膳」、今庄そばと丼のセットなどがある。四十六席あり、日本庭園などを眺めながら料理を楽しめる。

 二階は展示施設などに使われる予定で、住民でつくる一般社団法人が管理を担う。法人代表理事の寺木利和さん(69)=今庄=は「今庄の新たな名所になれば」と意気込んでいる。

 営業時間は午前十一時〜午後二時。十人以上の団体予約の場合は、時間外でも営業する。火曜定休。(問)「古民家れすとらん しげじろう」=0778(67)1428

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