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桂小五郎支えた幾松思う

幾松の肖像画を見る門田吉雄さん=小浜市塩釜の木崎旅館で

写真

同郷の研究者門田さん

ゆかりの小浜、若狭町訪問

 明治維新の立役者とされる桂小五郎(のちの木戸孝允(たかよし))の妻となった小浜市出身の芸妓・幾松(いくまつ)(結婚後は松子)について研究する鯖江市住吉町三丁目の門田吉雄さん(82)が四日、ゆかりの地の小浜市や若狭町を訪ね、当時に思いをはせた。

 門田さんは若狭町生倉(いくら)生まれ。現在は鯖江市のコミュニティーFM局「たんなん夢レディオ」のパーソナリティーを務め、担当する番組の中で、同郷の幾松を紹介している。

 「桂が維新の立役者なら、幾松は陰の立役者。ものすごく気になる女性」と話し、来年の明治維新百五十年も契機となって現地に出向くことにした。

 この日は、幾松の母の出身地で、五歳まで過ごした若狭町神子(みこ)の慶雲寺を訪問。境内にある幾松観音の前で手を合わせた。地元の漁業森下幸一さん(76)が案内。母の実家の細川家も紹介した。

 江戸時代の小浜藩士だった父ゆかりの血脈に当たる小浜市塩釜の木崎旅館では、幾松の肖像画、略歴を記した年表をカメラに収め、旅館の家人の木崎綾子さん(70)と歓談した。

 門田さんは幕末から明治にかけての研究の中で幾松を知ったという。「神子は、小学校の教師をしていた祖父の影響でなじみ深い。木崎旅館は国鉄の勤務時代に利用した。双方を訪ねて気持ちが落ち着いた」と話した。

 研究ぶりを鯖江市の文化祭のステージで発表するため、近く資料を整理してまとめる考え。(池上浩幸)

 

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