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福井発

信頼回復へ与党「堂々と」 自民 

稲田さん前を向いて戦う

イベント会場で地区民と触れ合う福井1区の稲田朋美さん(中)=30日、福井市手寄2丁目の東大通りで(福田正美撮影)

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高木さん地域のため働く

訪れた保護者に手を振る福井2区の高木毅さん=30日、敦賀市総合運動公園体育館で(山田陽撮影)

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 衆院解散後、初の週末となった三十日、自民党前職の二人は、県民との対話を重ねて自身や党への信頼回復に努めた。一方の野党は、民進党から希望の党への公認申請を進めている元職と新人二人が支援者への説明などに走り、共産二人は「打倒安倍政権」をぶれずに主張した。=<1>面参照 (衆院選取材班)

 自民前職の二人は、閣僚辞任や過去の疑惑などで「負のイメージ」がつきまとう。失った信頼を取り戻すことはできるのか。有権者と対話を重ね、活路を見いだそうとしている。

 「ご心配をお掛けしました」。南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽(いんぺい)問題で七月末に防衛相を辞任した稲田朋美さん(58)=福井1区=は午後二時すぎ、福井市内の秋祭りに登場し、露店を一つずつ回って来場者と触れ合った。

 最初は硬かった表情も、来場者と握手をするうちに笑顔に。何度も写真撮影を求められ、全てに快く応じた。テントでは青年団と焼き鳥をほおばる場面も。「頑張らなあかんよ、応援してるから」。激励に「ありがとう」と元気よく返した。

 ただ、中には「同じ防衛相でも小池東京都知事と比べどこか軽い。もう期待できない」とささやく男性(69)も。失言、統制力不足…防衛相の資質を問われたのは、遠い昔の出来事ではない。稲田さんは報道陣に「厳しい声もいただいたが、もう戦いが始まったので、前を向いて堂々と頑張れという声が多い」と話した。福井、坂井両市で街頭演説し、安倍政権の経済政策や安全保障政策、公約に掲げる幼児教育無償化などを訴えた。

 一方、高木毅さん(61)=福井2区=は、復興相時代に政治資金問題や過去の下着窃盗疑惑が報じられている。この日は午前九時に、地元の敦賀市内で開かれた幼稚園の運動会に来賓として出席し「子どもたちが教育を受けて、日本を支えてくれる。そんな政策を進めたい」とあいさつ。会場に集まった子どもや保護者ら約二千人に笑顔で手を振った。

 あいさつを聞いた保護者の会社員女性(30)は「本当に期待していいのかな」と複雑な表情を浮かべた。「どうしても悪いイメージが付きまとう。高木さんの言葉を素直に受け止めにくい」

 会場で記者団の取材に応じた高木氏は「そういった事実はない」と疑惑をあらためて否定。「(支援者には)承知いただいている。正々堂々戦っていく」と宣言した。「北陸新幹線を一日も早く完成させ、原子力政策に道筋をつける」と地域のために働く決意も語った。

 この後、南越前町、越前町の支援者の元を精力的に回った。

 

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