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大飯3、4号 再稼働を県議会了承

 知事「最終判断へ」

 関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)の再稼働を巡り、県議会は二十八日の本会議で、国に安全確保などを求める意見書案を賛成多数で可決した。再稼働を事実上了承するもの。西川一誠知事は閉会後、「最終的な判断をすることになると思う」と語り、地元同意への準備に入る意向を示した。

大飯原発3、4号機の安全確保を求める意見書案を可決する県議たち=県議会議事堂で

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 意見書案は、最大会派県会自民党の斉藤新緑会長から提出され、第二会派の民進・みらいも賛成に回った。再稼働の賛否は明確にしていないが「再稼働に当たっては、国が一元的に責任を果たす」と記し、再稼働を前提とした国への注文と読める。

 本会議では佐藤正雄県議(共産党)ら二氏が「関西の自治体から求められていない再稼働を後押しする意見書を出す必要は全くない」などと反対意見を述べた。

 西川知事は報道陣に「さまざまな安全対策や国民理解、使用済み核燃料の中間貯蔵、地域振興の問題など、私が県議会で申し上げていることとほぼ共通している」と受け止めを語った。学識経験者らでつくる県原子力安全専門委員会の審査を待ち、国の対応を確認した上で、十一月末までに同意判断する公算が大きい。

 3、4号機の再稼働に関して、西川知事は五日開会の定例会の冒頭、「県議会の意見を基に、県民に信頼を得られる判断をしたい」と議会側に意見集約を求めていた。

 二十五日には中塚寛おおい町長が再稼働に同意する考えを表明した。関電は県と町の同意を得た上で、3号機を来年一月中旬、4号機を同三月中旬に再稼働させる計画を示している。 (尾嶋隆宏)

 

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