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福井1区 60代女性擁立見送り  民進県連独自候補を模索

 民進党県連は二十七日、次期衆院選の福井1区で県内出身の六十代女性の擁立を見送ったと発表した。県連は引き続き、月内をめどに独自候補の擁立を目指す構えだが、中央では前原誠司代表が党所属議員らが新党「希望の党」(代表・小池百合子東京都知事)から立候補することを認める方針を打ち出す見通しとなっており、影響は見通せない状況だ。

 1区の候補者選定を巡っては、県連が打診した県出身の元衆院議員秘書の男性が出馬を辞退。党本部も防衛省関係者らを対象に動いてきたが不調に終わり、この女性を軸に最終調整を進めていた。

 この日、福井市大手二丁目の県教育センターで会見した野田富久選対委員長は、女性の擁立を断念した理由について「党本部の助言を含めて総合的に判断した」と述べ、詳細は明かさなかった。

 民主党時代の二〇一四年十二月の前回衆院選では、1区に候補者を出せず、山本正雄県連代表は「党勢の弱体化があったし、支持者から『なぜだ』という声があった」と指摘。対立候補となる自民党現職の稲田朋美元防衛相(58)の自衛隊日報問題などを追及するためにも「この二、三日の間に、何としても候補者を擁立したい」と力を込めた。

 候補者を「県連の関係者の中から選ぶのか」との記者の質問に、山本代表は「選択肢は非常に狭まった」と述べるにとどめた。一方、野党連携は独自候補を擁立した上で社民、共産などと協議する方針を示した。

 1区では、共産党新人の金元幸枝氏(59)が立候補を表明している。

希望からの出馬「聞いていない」

山本県連代表

 民進党の前原誠司代表が党所属議員に「希望の党」からの立候補を認める方針を固めたことに、県連の山本正雄代表は二十七日夜、本紙の取材に対し「党本部からは何も聞いていない」と驚きを隠さなかった。県連としての独自候補擁立は「続けていく」としながらも「(候補者が)確定すれば、本人に『希望の党から出るのか』と確認しないといけないのか」と当惑していた。 (鈴木啓太、尾嶋隆宏)

 

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