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大飯原発3、4号機 町長 再稼働に同意

知事判断、来月以降に

 関西電力が年明けの再稼働を目指す大飯原発3、4号機(おおい町)を巡り、同町の中塚寛町長は二十五日、町議会の全員協議会で「再稼働について理解する」と述べ、同意を表明した。中塚町長は同日夕に県庁に出向き、西川一誠知事らに伝えた。西川知事は、県議会や学識者らでつくる県原子力安全専門委員会の意見を踏まえた上で十月以降に判断する見通し。

 中塚町長は全協で、町議会が今月八日に再稼働に同意したほか、二十一、二十二日に世耕弘成経済産業相、中川雅治原子力防災担当相と面談し、現在策定中の広域避難計画の実効性向上や地域振興策などについて「国の方針を確認した」と説明。全協終了後、記者団に「国策に協力してきた歴史と経緯がある。(国や関電の)安全性を向上させていく姿勢があれば、しっかりとわれわれも協力しなければならない」と述べるなど、原子力政策や事故対策への一義的な責任は国にあるとの考えをにじませた。

 中塚町長と面談した西川知事は「町長の考えをしっかりと受け止める」と述べ県議会の考え方や県の専門委による安全確認、原発の使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外立地に向けた国や関電の取り組み状況などを見極めた上で、再稼働の是非を判断する考えを伝えた。県議会の松田泰典議長は「妥当な方向性を見いだしていきたい」と話した。

 関電は県と町の同意を得た上で、3号機を来年一月中旬、4号機を同三月中旬に再稼働させる計画を示している。 (山谷柾裕、尾嶋隆宏)

 

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