トップ > 日刊県民福井から > 福井発 > 記事

ここから本文

福井発

予算議論12月持ち越しへ 県会自民執行認めない方針

」第2恐竜博物館

 整備検討費の執行が凍結となっている第二恐竜博物館を巡り、県議会最大会派の県会自民党は二十二日、施設の位置付けが不透明などとして、九月定例会でも予算執行を認めない方針を固めた。二十六日の予算決算特別委員会で正式決定すれば、議論は十二月定例会へと持ち越しになる。 (山本洋児)

「施設位置付け不透明

 会派総会が県議会議事堂であり、対応を決めた。検討費が本年度当初予算に計上されてから半年余り。議論を重ねているものの、当面は予算執行ができない「異常事態」(県幹部)が続く見通し。

 会派幹部によると、総会では第二博物館に関して「観光施設なのか学術研究施設なのか、立ち位置が定まっていない」との指摘が出た。県が試算する経済波及効果についても「検証がまだ不足している」という。

 県はこれまで、議会側の求めに応じ、第二博物館の施設面積が一万平方メートル、概算事業費が九十億円との想定を説明。西川一誠知事も、候補地は現時点で県立恐竜博物館(勝山市)の近隣が望ましいとの見解を示すなど、予算執行の凍結解除を繰り返し求めていた。

 一方、同会派内には建設に前向きな声もある。ベテラン県議の一人は「公共施設で唯一、成功しているのが恐竜博物館」と強調。二〇二三年春の北陸新幹線敦賀開業の目玉に据えるべきだと話す。中堅県議の一人は、議論が深まってきたとした上で「十二月で執行を認めようという雰囲気もある」と明かす。

 第二博物館を巡っては、二月定例会の予算決算特別委で、立地場所などの検討を深めるよう求める付帯決議を添えた。六月定例会では、委員が事業規模など施設の骨格を示すよう指摘していた。

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索